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僕の知らない人のツイートを読んで思うところあって書きます。

音専誌とか音楽ジャーナリズムとかって標榜している大半のメジャーっぽい紙媒体が、今盛り上がりつつある東京などの新しい音楽シーンに<自ら積極的に>足を運んで関わって来ない様子に、大人げないとはいえ、かなり失望してます。お金出せばいいのねってみんな普通に分かっちゃってるよん。

まず、僕自身は音楽を稼業にしているわけではないし、今後も生業になるとは到底思えない位置で音楽に関わっています。そしてこのツイートの主が何を発端とし、何に対してこのような発言をしているのかはわかりません。あくまで僕がこのツイートを読み感じたこと、思っていたことを書きます。

これを読んで最初に頭に浮かんだのは、先日休刊(廃刊)を宣言したSnoozerという音楽雑誌。僕がこの雑誌のことを嫌いだというのは色んなところで言ってきているので知っている人も多いかもしれません。しかし、喰わず嫌いや他人の、それこそ風評を信じたりで毛嫌いしてるわけではありません。まだ若かった頃、!!!Warpと契約した辺りまでは二年程購読していたんです。それが何故ここまで嫌う様になったか。それはもちろんそれなりの理由があってのことですが、彼らが僕に対して何かした、ってのは当然ないです。では、何があったのか。

2003年、丁度ここ日本でもようやく一般的なリスナーにもポストパンクリバイバルの波が追いついてきた頃、そのブームの決定打となった出来事が起きました。それが!!!Warpと契約を交わし、問題作となったMe And Giuliani Down By The School Yard (A True Story)をリリースしました。もちろん耳の早い人たちの間では彼らの存在はすでに当たり前で、特に驚くべきことでも無かったんですが、やはりこういう事があるとニュースにはしやすいですよね。Snoozer誌ももちろん取り上げていました。見開きで4ページ程使い。普通に彼らをセンセーショナルなバンドとして取り上げ、記事にしていたならきっとここまで嫌いになることはなかったでしょう。しかし、その記事中にあった一文に目を疑いました。そしてそれが結果、音楽雑誌としてのSnoozerと音楽雑誌全てにおける信用性を疑わせてしまうことになりました。その文というのは、「我々SNOOZER が以前から注目し、The Raptureとともにプッシュしてきた!!!があのWarpと契約」みたいな感じで書かれていたんです。いや、別にいいんじゃない?と思うかもしれませんが、彼らはそこまで一度たりとも!!!の名前を出したことはなかった。少なくとも僕が購読している期間には。その昔にGSLからリリースされていた12"についてのレビューが書かれていたのかもしれない。が、「The Raptureとともにプッシュ」はされてこなかった事実を僕は知っていた。そんなことどうでもいい、と言われれば確かにどうでもいい。だけどあの雑誌のあのどうしようもない部分を見てしまった後ではどうでもいいことではない。金を払う価値のない雑誌だ、ということを自ら提示してしまった。それまででも新しい音源の情報源には決して成り得なかっただけに、これは決定的だった。

過去のレビューにあったかどうかは検証していないからなんとも言えないけれど、少なくともそこのお金が発生していないという意味で輸入盤のレビュー、それも日本でほとんど知られてなかったバンドのをするわけがないと思ってます。そういうところがもっと敏感で信用できたのはCookie Sceneのレビュー。それに比べると明らかに金の動きがありそうな盤ー日本盤、もしくは日本のバンドーしか並んでいないレビューは最新でもなければ先端でもない。ただの広告。

その件以降は二回ぐらい立ち読みはしたけれど、その度に質の低さに落胆した。何も代わり映えしない。そんなSnoozerでも好きで買って読んでいる人がたくさんいたのは知ってるし、周りにもたくさんいた。そういう人たちを非難することはないし、そういう人たちにこういうことを切々と伝えたところで意味がないのはわかってるからしてはこなかった。でも、今存続が厳しくなり休刊を宣言した。そこはどんなに綺麗事を並べたってお金のことだし、彼らはそれがビジネスだったのだから仕方が無い。だけど、本当に大切なことがなんだったのかをどこかに置き忘れてしまって、置き忘れてしまったことさえも忘れてしまったらおしまいなんだと思う。彼らは忘れてしまった。

結局何が言いたいのか収拾がつかなくなってきたので、強引にまとめます。最初に挙げたツイートがきっかけで思ったことというのは、お金をかけなきゃメジャーなメディアで紹介されることがない、そんな状況はおかしいだろうと。そういうメディアが本当に最新で最先端を目指して運営されているならなんで日本の本当の意味でのインディシーンで活動している人たちに少しも触れないのか。それで果たして最新、最先端と呼べるのか。そこを件のツイートを上手くまとめて表現してくれていた。僕はただそれが言いたかったのと僕が思っていたことを少しだけ伝えたかった。それだけです。人が何を信じて、何を選択するかは正直どうでもいいです。その人の自由なのだから。ただ、だからこそメジャーなメディアに間違った情報をそれっぽく垂れ流すのは止めて欲しいし、きちんと自分たちの国で起きていることに目を向けて欲しいなと思います。



かなりまとまりのない文になってしましましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。





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by soundfreak1978 | 2011-05-01 22:40 | all music i love
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