Jan - June of 2011
そんなに買ったわけではないけれど、今年のリリースでよく聴いたレコードやCDを何枚か。

d0059740_1620375.jpg Vivian Girls - Share The Joy LP

今年はSXSWに行けなかったけど、彼女らも出なかった (KatyLa Seraとして出てた) ので寂しいなとは思っていたところへ三枚目のLPのリリース。去年の夏過ぎぐらいにはレコーディングしたよって話をCassieからは聴いていたので、楽しみにしていた一枚。これまでの二枚からグンと成長したことを伺わせる素晴らしいアルバムになった。何かのインタビューで言っていた、「スタジオではライブではできないようなことにも挑戦したかったの」という言葉の通り、ライブでは深くかかっているリバーブが少しだけ薄くなったギターが楽曲をよりポップにし、アレンジ面での成長をはっきりとわかるようにさせていた。それぞれのソロ活動 (特にLa Sera) がとても良い方向に作用し、メロディやコーラスワークにより磨きがかかった。また、前作までにはなかった長尺の曲もあったり、カバーも披露したりでバンド史上最高の一枚となったんじゃないかと思います。


d0059740_1630315.jpg The Coathangers - Larceny & OldLace LP

こちらも個人的にはバンド史上最高傑作。好き過ぎて声かえられないというぐらいには好きなアトランタのThe Coathangersの三枚目のLP。先行で視聴できたHurricaneのPVで少し路線が変わったのかと思わせつつも、やはりアルバムはしっかりポップ。特に三曲目Go Awayは今までで一番ポップなんじゃないかな。去年リリースされていたHard Candy収録のJohnnyも再録。これで日本盤とか出たら来日もいいと思うのだけど、どうなんだろう。


d0059740_1782753.jpg The Act We Act - いってきます CD

自分が名古屋にいてよかったなと思える瞬間を何度も与えてくれるバンドの待望のファーストアルバム。録音、マスタリングがとても良くて、何度も聴けるアルバムができたと思う。日本の音楽にありがちなださいミックスと違って楽器一つ一つがしっかり聞こえてくる。だからかも知れないけれど、とてもポップに聴こえる。やっていることはハードコアに始まりフリージャズの要素を含んだノーウェーブという感じなのに、不思議と棘がない。ないわけではないけど、後からじわじわ来る痛みというか。それでもやはりライブがいい。最近観ていないし、観に行かなきゃ。


d0059740_17161568.jpg Love Inks - E.S.P. LP

もういい加減うんざりしてしまっているChill WaveとかSynth Waveという類の音楽。大体どれも同じに聞こえるからチェックするのも面倒で、その他のジャンルもまとめて聴かない状況が今年初めから続いていて。だから買うのは限られてきてて。もしかしたら好きなバンドもいるかもしれないな、と思いながらも面倒臭さには勝てず。そんな中がんばって聴いてみたら大当たりだったのがLove Inksのアルバム。ジャケットやバンド名だけでは全く買う気にならない程それっぽいのだけど、このバンドはとにかく曲がいい。歌がしっかりしているから記憶に残る。あとどことなくYoung Marble Giantsぽいところもあって、チルできる。ところでチルウェーブってどんな音楽なの?


d0059740_19293431.jpg We Are Enfant Terrible - Explicit Pictures LP

なんていうかホントにそのままCSSと言っても問題ないのだけど、もうちょっとセンスがいいと言うか、ちゃんとお洒落な感じ。アレンジもCSSよりもしっかりしてる。ライブは観たことないからどれぐらいの再現率かはわからないけど、割と期待できそう。
いつぞやにどこかで見かけてからリリースを待ってた期待の大きさにきちんと応えてくれた一枚。


d0059740_1938562.jpg Gun Outfit - Gun Outfit EP 12"

昨年のリリースのPossession Soundでソングライティングの才能を広げた彼らが更に素晴らしい曲を書けるバンドだと証明したEP。初期のような疾走感たっぷりの曲も幅が広がっていて、非の打ち所がない。しかし未だにここ日本での知名度の低さと言ったら...悲しくなる。


d0059740_1947341.jpg AIDS Wolf - An Insane And Abstract Hell: Dedicated To Two Dudes From Rusted Shut 3CASS

Chloeから話だけは聞いていて、いつになったら出るのか、と思ってたらいつの間にやら出ていたAIDS Wolfの2008年から2010年にかけての北米ツアーからのライブとスタジオでのセッション音源。音は激悪。だからこそAIDS Wolfの持つ暴力性がより伝わってくる。僕が全体を録画した2009年のSXSWの様子も収められているメモリアルなリリース。


d0059740_19544294.jpg Gay Beast - To Smithereens LP

ますますどこへ行くのかわからなくなってきたGay Beastの三枚目。前作で覚醒した妙な歌心はさらに加速、アンサンブルもよりアヴァンに。どこか初期Numbersを思わせる這う様なシンセの音とギターのカッティング。僕にとってのSkin Graftのイメージをしっかり具現してる印象のいいアルバム。


d0059740_2012917.jpg Duchess Of Saigon - Self Titled LP

今年はS-S Recordsの当たり年なのか?と思う程いいリリースをしている中の一枚、Duchess Of Saigonの過去の音源のコンパイル盤。しかしブレがないので一貫して脱力しているのにパンク。ジャケットもあっさりしていていい感じ(実物はピンクのシルクスクリーンでした)。


d0059740_2064993.jpg Dreamdate - Melody Walk LP

地味にアナログリリースをずっと待っていたDreamdateの初のレコードでのアルバムリリース。過去作品は数枚の7"以外はCDのみだったので買ってなかったので嬉し過ぎなリリース。アメリカって感じでとてもいい。素朴だけど良い曲満載。


d0059740_20114515.jpg La Sera - La Sera LP

Aliの脱退もあった2010年、CassieKatyはそれぞれのプロジェクトを淡々と進め、どちらも今年に入ってアルバムのリリース。KatyのソロプロジェクトであるLa SeraNever Come Aroundを聴いた時、真っ先に浮かんだのがThe Essex Greenで、期待がとても膨らんだのは今も忘れられないのですが、先日Katyに「The Essex Greenみたいでとてもいいね」って話をしたら「そのバンドは聴いたことがないわ」って言ってました。きっとアメリカ人が心のどこかに持っているルーツのような感じなんだなぁと思いました。


d0059740_20264318.jpg Puffyshoes - Finally The Weekend CD

もう何も書く事はないのだけど、やはりここまでで一番よく聴いてるアルバムの一つで、最高の友達。これからもいろいろ楽しみ。


d0059740_20303477.jpg The Rapture - How Deep Is Your Love? 12"

アルバムのリリースを待ってられないぐらい素晴らしい一曲。これで夏を乗り越えられる(言い過ぎ)なThe Raptureのひっさびさの新曲。9月が待ち遠しい。


d0059740_20324930.jpg Seapony - Go With Me LP

元々こういうバンドがすごく好きというわけではないので、あまり書く事はないのですが、このバンドがとても良いので他の似た様なバンドは聴く気にならないぐらい。そういう感じ。音楽は簡単でいいんだとLove InksSeaponyが改めて教えてくれた。


d0059740_2036327.jpg toddle - The Shimmer CD

今年は珍しくCDを何枚か買っている。それも日本のバンドのCDを。ライブ会場で買うCDR作品は買ってはいるのだけど、大型店でも買えるようなCDって媒体からは本当に遠ざかってしまってて、このtoddleを買うために何年ぶりかにTower Recordsで買い物をしたぐらい。Swarm's Armの小林さんのギターとコーラス(メインボーカルも)がとてもいい。音のバランスもとてもいい。日本のバンドがみんなこういうミックスとマスタリングを覚えたらすごくいいと思うんだけどな。




過去を振り返ってみてもちょっと異色(?)な2011年前半。自分が改めてポップなものが好きなんだと実感しました。


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by soundfreak1978 | 2011-07-24 17:29 | best of
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