California Tour 1/2
San Diego

SXSWが終わった翌日の夕方僕とガガキライズは次の目的地サンディエゴへ向かうためオースティンの空港へ。ここで離陸が一時間程遅れ、僕らはフェニックスでの乗り継ぎの便を逃してしまうことになった。この便にはVivian GirlsCassieもいてなんだかテンション上がりました。彼女はフェニックスからTucsonに向かうとのことでなんとか違う便をファーストクラスで用意してもらってお別れ。僕らはフェニックスの空港で一晩過ごすはめに。

Che Cafe

翌日早朝の便でなんとかサンディエゴへ。すぐに車を借りに行きその日の宿へ向かった。少し休憩し、ギターアンプを一台購入するために楽器屋に寄って会場であるChe Cafeに向かった。
ここは昔から名前は知っていて、自分の好きなバンドがたくさん演奏してきた場所。まさか自分もそこでライブすることになるとは思ってもいなかったけれど、好きなことを続けていればいつか実現することもたくさんあるんだと実感した。

Che Cafe

ここでは僕が二番目にやって、ガガキライズがその後にやり、Bitchesがやって地元のバンドが最後という順番で。機材を貸してくれた一番目のバンドの人たちは若干神経質そうだったのでアンプ飛ばしたらどうしようとか思いつつ、そして1月のライブから二カ月以上空いてるし、スタジオも行ってないしどうしよう、と思ったけれど案外気持ち良くやれました。コンタクトを 取っていたIanという青年に「こういうハーシュノイズのライブは初めて観たけどとてもよかったよ」と言ってもらえたり、物販もちらっと売れたりで良かった。

ガガキライズはオースティンでエンジンしっかりあっためてきたからバッチリ。客の反応もとてもよく、観ていて楽しかった。

Bitches

ガガキライズが始まる前にようやく到着したBitchesは僕らと同じく迷子になってたらしい。向こうのナビ (GPSと呼ばれている)は本当に不便で、特に大学構内の住所がそもそもわかりにくいらしくまともに辿り着けない。同じ事がこの翌日にも起きました。SXSWの期間中は結局観る事ができなかったBitchesは演奏はもちろんだけどトークが面白かった。なんなのあの男は。二人はこの次の日にラスベガスに行くし、LAに戻らなきゃいけないからということで最後のバンドがやっている最中に外でStaceyと世間話をして、「そういえばギャラってどうなってる? お金の事はあんまり口にしたくないんだけど、必要なモノだししょうがないよね」って話してるとちょうどIanがやってきたのでギャラを受取りBitchesの二人は帰っていきました。次はLAで会おうねと約束して。

Amoeba Music

LAでは元Vivian GirlsAliと彼氏のEloyが住む家に泊めてもらいました。これがまた素晴らしいロケーションでたった数日過ごしただけですがLAに住みたくなりました。
みんなでランチを食べに行った後は一度は行ってみたかったAmoeba Musicへ。このツアー中にどこまで時間が取れるのかわからなかったので、行きたい場所やしたいことなんかを全く調べてなかったんです。だからAmoeba MusicがあるのはLAではなくてハリウッドだなんてのも当然知る訳も無く、走っている時ちらっと見えたあのサインにテンション上がりました。貧乏ツアーだしこの日は財布の中身が相当悲しい事になっていたし、その後The Mae Shiのメンバーに機材を借りに行かなきゃいけなかったのもあって40分程探索。と言っても数枚確保しましたが。。

Los Angeles

Aliの住んでいる辺りはGlendaleとかEagle Rockとかってエリアで、The Mae ShiのベースのBillも比較的ご近所という事が発覚。狭い。みんなで機材を積んで記念撮影してから一旦Ali宅 (以降面倒なので"家"とします)に戻って少し休憩してからラジオセッションの録音のためKXLUへ。そこへ行く時にダウンタウンを抜けて海方面へ向かったのですが、渋滞が激し過ぎて驚きました。なんとか時間には大学に着いた (カレッジラジオなので当然大学の中にある)のだけどまたしてもナビが大活躍。完全迷子。道行く女子に声をかけても知らなかったり、僕らの不自由な英語では全く理解できていなかったりで更に迷子。でも教会と公園がある場所に出てきちんと確認するために通りがかったカップルに聞きようやく到着。



まずは挨拶だけでも、と思い入ると担当の人がまだ来ていなかったので荷物を運び込み、部屋に収められているレコードを眺める。僕の大好きな、去年レコードで再発されたSightingsMichigan Hatersが置いてあってテンションまた上がった。

KXLU

この日は何故かカメラを全部忘れるという失態を。なので演奏始まる前にiPhoneで数枚写真を撮るだけで、あとはビデオ撮ってたのでこんなのしかないんですが、ライブとは違うし、何回も録り直すわけではなく一発なので緊張感もあっていい経験ができました (僕は何もしていない)。
後日談ですが、録音をしてくれたKXLUの人が僕らのことをとても気に入ってくれたようでまた何かあればいなぁと。

帰宅するとEloyが買ってきてくれたピザがドカーンと置いてあったので三人でモリモリ食べ、その日は早めに寝ました。

Los Angeles

翌朝Aliと二人でスーパーへ朝食の材料やらを買いに行き、ドーナツ食べたいなーって言ったら「近所のドーナツ屋が安いしおいしいからそっち行こう」って言われ必要なモノだけ買ってドーナツ屋寄ってから帰宅。サンドイッチを作ってもらいました。この日は夕方4時からEcho ParkにあるOrigami Vinylでインストア。それまではのんびり過ごしました。

Origami Vinyl

このOrigami Vinylはその名の通りレコード以外は一切扱わないという徹底っぷり。そしてインストアはどこでやるのかというとロフト。結構な高さがあってちょっと恐い。あと螺旋階段で上るので機材運ぶのがとても大変。

Gagakirise

The Mae Shiの二人に加えJUICEBOXXXも遊びに来て笑えた。ここの店の人もなかなかいい人で、いい経験ができた。こういうところで遠慮なく音を出せるのはやはりこっちのいいところ。日本でもこういうのが可能になればいろいろ自由にできるのにな。
終わって機材を片付けて荷物を車に置きに行って戻ったらThe Mae Shiの二人がいなくなってたのでAliJUICEBOXXXと5人で怪しいスナックみたいなバーへ。ここでマルガリータを呑んだガガキライズ二人の様子がおかしなことに! この日僕はロシアの国旗のデザインのTシャツを着ていたのだけど、変なおっさんに絡まれ「ここでは別にいいがフロリダには絶対に着て行くな」と言われました。なんだったのか。Eloyも合流しおなか空いたしごはん食べに行こうってことでOinksterという店に連れて行ってもらった。

Los Angeles

なんか豚肉 (oink言ってるんだから当然なんだけど)を加工したのがぎっしり詰まったロール。ポテトにつけるガーリックベースのソースもすごくおいしくて大満足。翌日はサンフランシスコへの長距離ドライブだったのだけど、帰りにスーパーへ行き酒やらなんやら買い込みプチパーティ。Taylor Swiftやらthat dog.やらで盛り上がり、Big EyesScreaming Femalesの話やKickballの話も出て最終的にはAt The Drive-Inでソファからベッドへダイブをキメる程の盛り上がりを見せ、息も上がり疲れたところで就寝。僕らのためにAliがまたサンドイッチを作ってくれたのがとても嬉しかった。

Drive

LAからサンフランシスコまではひたすら走り続けて5〜6時間。道自体はほぼまっすぐだから迷うことはなさそうだなと思っていたけれど、案の定迷った。ナビが本当にわかりにくい。途中4時間ぐらいは走っても走っても景色が全く変わらないところで若干涙目になりつつランチを食べる場所を探していました。前日にAliたちに教えてもらったハンバーガーチェーンのIN-N-OUTを見つけたのでそこでガソリン補給も兼ねてランチ。基本何食べてもおいしいのだけどここはポテトも店舗でカットして揚げてるようでよりおいしかった。何もない田舎だったけど繁盛しているのにはやっぱり理由があるんですね。

San Francisco

予定していたぐらいの時間にサンフランシスコに到着。まずは連絡を取るためにWifiスポットを探し、タイティーを飲みながら元Death Sentence: PAND!で現在はソロやらCopsやらやりつつ自分の店を経営しているChrisにどういう風に動けばいいのか確認を取り、とりあえず彼の店Explorist Internationalへ。
一所懸命駐車しているとPaul(Death Sentence: PANDA!, Xbxrx, Burmese, Total Shutdown)が現れ誘導してくれて、無事駐車。Chrisの店でレコード物色。日本ではあんまり見かけないモノもたくさんあってわくわくしたけどやっぱりお金がないので厳選して購入。

San Francisco

それからPaulと一緒にフォーを食べに行ったりスリフトストア行ったりしてから彼の家へ行きまったり。そこで聴かせてもらったTotal Shutdownの新しい音源がやたらとかっこよかった。彼のレーベルから今年中にはリリースされるとのことなので要チェック。

Gagakirise

ライブの会場Hemlock Tavernへ向かう前に彼らの練習スペースへ行って機材を積んだのだけど、その場所がまたいい感じでひたすらアメリカの良さ、日本の悪いところを感じました。
会場は隣が結構広めのバーでただの酔っぱらいがたくさんいました。サンディエゴから二日空いてのライブだったけれど、特に変わりなくやれたんじゃないかとは思うけど少し短かったらしい。ガガキライズはこの日も爆音でよかった。毎日観てるとだんだん感想が簡素になっていきます。。。客に僕の大好きなBurmeseのメンバーがいてそんな人に僕らのライブがよかったって言ってもらえて、物販もそれなりに売れて、いい夜だったと思います。

Cops

Copsがやたらとかっこよくて思わずニヤニヤしてしまいました。だってみんな僕よりも年上のおっさんなのに恐ろしくハードコアで。単純にこういう人たちと友達だってことを嬉しいなと。みんなそれぞれいろんなバンドでやってきて、それで今これってのが興味深い。というかきっとルーツなんだろうな。

San Francisco

サンフランシスコではChrisKimの家に泊めてもらったんだけど、これがまたいい家で。すごくお洒落な家でした。ダイニングにカセットテープの棚があって、そこにガガキライズのも収まっていました。
サンフランシスコの翌日はオークランドでしたが、この日は生憎の雨。より寒くて厚着しないとやってられないなぁって思いつつKimの車でまたまたAmoeba Musicに連れてってもらい、ハリウッドで買えなかったSharon Van Ettenの新譜を買い、一旦戻って休憩して会場であるオークランドのHeco's Palaceへ。少し渋滞してましたがダウンタウンを抜ける手前で解消されてナビに従い走らせていくと港の倉庫街のようなところへ出て、暗いし人はいないし、倉庫しかないしでなんだか恐かった。というのもLAで「今最も危険な街はオークランド」と聞かされていたのもあり、その雰囲気で完全にビビってました。でも本当に危ない場所だったようです。

Oakland

このオークランドでのショウはUpset The RhythmGilgongoからリリースがあるNo BabiesSeanがセッティングしてくれたのですが、とてもクレイジーな場所でした。上の写真が演奏した場所なんですが、全部がこんな感じで。どうみてもガラクタかゴミかみたいなモノで壁という壁が埋め尽くされていました。機材を置いていたスペースももちろん同じ、いやそれ以上にモノで溢れかえっていて自分たちの持ち物がどれだかわからなくなりそうでした (翌日サンフランシスコを出る直前にギターの吉澤くんがMacBookを忘れてきたことが発覚! 無事あったのですが...)。

Oakland

物販も最早ゴミに紛れてしまって...... しかしこの日はこの一週間のカリフォルニアツアーの中で一番客がいて盛り上がったんです。僕が直接聞いた話ではないんですが、ガガキライズの二人が来ていた客に何を観たくて来たのか尋ねたところ「Seanがやってるパーティだから」という回答があったようで、彼の人望にただただ感謝です! 他に出ていたバンドもデスメタル通過のゴスノイズに始まり、アメリカっぽいロックバンドがやった後に僕が。ステージ上が真っ暗になったのでピカルミンは反応しなくなったので放り出し、ラジオも音が出ているのかよくわからなくなったのでサンプラーとマイクで。僕の次はガガキライズが。

Gagakirise

過去に何度も彼らのライブは観ていますが、あんなモッシュが起きたのは初めてです。しかも壁の方に置いてあった木の置物が倒れてきたり、酔っぱらい (もしくはon drug?)が引きずり回された挙句追い出されたりで最高でした。さらに前日のサンフランシスコでは叶わなかったBurmeseMarkに叩いてもらって、個人的には本当にテンション上がりました。あのBurmeseのドラマーがガガキライズと一緒に!! 最後のバンドは音がとても好みだっただけでなく、パフォーマンスがすごくアヴァンギャルドで良かった。終わったあとに音源ないのか聞いたらもうすぐ録音するんだということなのでしばらく待ってみます。




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by soundfreak1978 | 2012-04-12 22:59 | event
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