あんまり日本では注目されることなく解散してしまったthat dog.。今、ヘンテコな構成のバンドを好んで聴いているけれど、ある意味このバンドがそのきっかけみたいなものかもしれない。ドラム、ベース、ギター&ヴォーカルそしてヴァイオリン。しかもやたらと綺麗なコーラス。メロディ自体が決して平坦ではないからそれに絡むコーラスももちろんどこか変。でも上手い。
このthat dog.のメインソングライターであるAnna Waronkerは全く持もって抑揚のないトーンで終始歌い続けた。メロディはそんなこともないのに。どんなにバックでドタバタしていてもその表情は変わらなかった。僕はそんな彼女の書く曲が好きだった。 基本的にはverse-chorus-verseといった簡単な構成なんだけど、運び方が上手いとゆうか独特とゆうか。音楽家の家系のHaden姉妹の存在ももちろん大きかった。あの二人のコーラスワークとヴァイオリンが無ければここまで夢中にはならなかったかもしれないし。 初めてthat dog.を知ったのはGEFFENからリリースされていたコンピレーション『Geffen Rarities Vol.1』に収録されていた、その名もGrunge Coupleとゆう曲だった。それまでそんな音楽聴いたことがなかったから最初は驚いた。ただ驚いた。ショックだったし。こんなんでもメジャーから出せるなんてって(笑)でも今振り返ればやはり彼女らは才能はあったのだと思う。奇特ではあるけれど、素晴らしい魅力を持っていた。今聴いても全く色褪せていない。 ちなみにAnnaの弟Joey WaronkerはBeckのツアーでドラムを叩いていたことで知られている。彼のドラミングもかなり独特だと思われる。Haden姉妹は後にRentals参加したり、お姉さんのPetra HadenはGreen Dayなどのレコーディングにも参加している。非常におもしろい繋がりで羨ましい。 個人的にはセカンドである『Totally Crushed Out!』がベストでありマストである。
by soundfreak1978
| 2005-06-07 10:01
| all music i love
|
記事ランキング
タグ
US Indie
レコード
ライブ
Avantgarde
100 disks
Canada Indie
Vinyl
女ボーカル
名古屋
7"
CD
SXSW
UK
ハードコア
YouTube
ポストパンク
Live
Post Punk
New York
File-Under
links
外部リンク
Flickr
カテゴリ
全体 all music i love my collection live event colored vinyl merch best of SALE YouTube Mix Tape Nothing to say 以前の記事
フォロー中のブログ
Nikkiiiiiii ... HARDCORE KI... レコードショップアンサー... Baku-eat-Nig... インディーズレーベル M... タラをめざして アーティスト探しの苦難と幸せ AirsPort DIAMOND HEAD その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||