カテゴリ:all music i love( 352 )
Alvvays - Self Titled LP [2014]
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Polyvinylからリリースされたトロントの5人組Alvvaysのデビューアルバム。
バンドの自主リリースのカッシングルAdult Diversionで始まり、全ての曲がひどくキャッチーで、
気がつくと9曲あっという間に終わっている。

中でも2曲目のMarry Me, Archie、4曲目のNext Of Kinに5曲目のParty Police辺りは本当に印象的で、
その他の曲もアレンジや歌、歌詞もいい。

英語のレビュー等でも書かれているようにC86的ななにかを下敷きにしているとは思うのだけど、
少しも懐古せず、ただ彼女たちが信じている音が鳴らされているだけ。
もしかしたらBest Coastなんかも引き合いに出されるかもしれないし、
それならやはり、惜しくも解散してしまったNight Managerの、
よりグランジーで90年代後半のオルタナティブな雰囲気の方が近いように感じる。

それはきっとバンドのメンバーが生まれ育ったNova ScotiaやPrince Edward Islandの風土、
その後拠点を移し、現在住んでいるカナダ最大の街の空気が大きく影響していて、
カリフォルニアのような夏はないし、ニューヨークのように世界中にトレンドを発信するようなこともない、
そんな街の雰囲気に溶け込んでいくような音楽。










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by soundfreak1978 | 2014-09-29 09:25 | all music i love
100 disks in the 00s: Screaming Females - What If Someone Is Watching Their T.V.? LP (2007)
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カナダにいた時に時間が有り余っていたしとにかく知らない音楽に出会いたい一心でMySpaceを探っていた時にたまたま辿り着いて大好きになったバンドScreaming Femalesのセカンドアルバム。
バンドに直接メールして送ってもらった想い出の一枚でもあるこのレコードは名曲Boyfriendが収録されていて、まだセカンドということもあり勢いが半端ない。
初めて聴いた時は男か女かもわからないぐらいの野太い声と振り切れ続けるシャウトとギターに度肝を抜かれました。

後にScreaming FemalesとVivian GirlsのAliがとても仲がいいと知った時、また世界は狭いなと思わされました。

Garbageとのツアーのあとはかなり多くのファンができたようなのでここ日本でももっと取り上げられてもいいような感じなんですけどね。。




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by soundfreak1978 | 2014-05-04 10:39 | all music i love
Puffyshoes - Spaceshit
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つい一時間前には買えるようになっていたのをソールドアウトに切り替えられちゃうぐらいには嫌われているんだってのはわかったんですが、これのことも書いておきます。
こちらも買えなくなっています。

2012年のクリスマスにリリースされたPuffyshoesのジン。
内容はいろいろな写真や絵のコラージュと17曲をダウンロードできるリンクが封入。
実に彼女たちらしい内容でとても面白いです。
Led ZeppelinやBlack SabbathのカバーもPuffyshoesじゃなかったらこうはならなかっただろうというほどの個性が溢れ出ています。
カセットにも収録されている曲も入っています。


トレイラーで流れているこの曲が一曲目なんですが、彼女たちにとって新しい感じの曲だけどそれでもやっぱりPuffyshoesで、すごく興奮して何度も聴いたのを今もよく覚えています。



Puffyshoes - Spaceshit


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by soundfreak1978 | 2014-04-30 07:33 | all music i love
Puffyshoes - Puffyshoes Cassette
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今さらだけどこれも書いておかないと自分の中でのけじめがつけられそうにないのと、諸々の反省の意味をこめて書こうかと思います。

去年の1月、アメリカはオークランドのバンドNo Babiesとのツアーの折り返し地点だった渋谷でのオールナイトイベントの日、昼過ぎからPuffyshoesのドラムとギターの録音をしました。
これはその前の年の秋ぐらいから話し合って決めたことで、僕としても初めての経験だったし、彼女たちも他の人間が関わるのが初めてで不安がいっぱいの中敢行されました。
夜10時のイベントオープン直前まで録音が続き、ライブが終わったのは朝で疲労感よりもなにか達成感のようなものが勝っていたのを覚えています。
その録音した音源にボーカルをのせ、ミックス作業をし、僕自身も一曲ギターとコーラスで参加し完成したのが8月。
その時点では9月にリリースツアーも決まっていて、一応年内で解散との予定で進めていたのだけどとある事件があってツアーが初日の東京小岩でのライブのみで他はキャンセルに。
そのまま解散という流れになってしまった。
これに多少なり僕が絡んでいるので期待していた人たち、関わってくれた人たちには本当に申し訳ないことをしたと思っています。
それからプライベートなことでいざこざがあり、もうこのバンドとは関わることはないんだって思っていたこともあってなにも書く気にもならずここまできました。
だけどやっぱり自分が好きになったバンドで、そのバンドと一緒にやったことなので残しておきたいなと思ったんです。



これはちょうど去年のゴールデンウィークに高円寺でのライブの模様。
アルバムに収録されてる曲もたくさんやっています。

このアルバムはピンクとブラウンの2色のカセットを使った2本組仕様。
ピンクはPuffyshoes自身で録音し、ミックスしたそれまでと同じ手法で作られたもの。
ブラウンの方は僕 (一部はバンド) が録音とミックスをしたもの。
ピンクには一曲ボーナストラックが入っています。

どちらも同じ曲をやっているのに第三者が関わることで違うんだなってのがよくわかります。
僕がやったのがいいとかそういうことではなく、客観的に見られる人間がやったという話です。
僕はI'm In Love Againという曲でギターとコーラスをしました。
個人的には納得いかない部分もあるにはあるんですが、よかったんじゃないかと思います。


で、こんなことを今になって僕がやって彼女たちはいい気はしないと思うんですが、本当にいいアルバムなので少しでも多くの人に聴いてもらいたいのと自分がしたことへの反省と謝罪の意味もこめてカセットを買えるリンクを載せておきます。
もうバンドのウェブはストアのページに飛べなくなっているのでBigcartel直です。
Puffyshoes - Puffyshoes Cassette

ソールドアウトにされてしまったようです。
すいませんでした。
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by soundfreak1978 | 2014-04-29 23:00 | all music i love
Vivian Girls Live At Death By Audio

なんとなく目を逸らしてきてたけど、やっぱりちゃんと観ておかないといけないなと。
と思って検索したらDeath By Audioでのライブがあったのでいろいろ思い出しながら観ています。

何度も書いてることだけど、どうしたって思い出すし、あの時トロントで会ってなければいろいろと違っていたのは間違いないなと。

僕がVivian Girlsを知ったのは2008年の初夏。
ワーキングホリデーでトロントへ行って2ヵ月ほどが経って、何か面白いことはないかと当時はまだ好調だったMySpaceや地元のフリーペーパーを見ていた時にVivian Girlsを発見。
結果的にトロントで一番好きな場所になったSneaky Dee'sでライブがあるということでチェック。
たしかその週はCSSとHair Policeも観に行ったような記憶があるけれど、全部合わせても4500円ぐらいというお得感は向こうならでは。

その頃はIn The Redからの再発が出る前。
Crystal StiltsとのUS/カナダツアーの最中。
インタビューでも答えてくれていたようにアメリカのブロガーの間でバズっていて、それはやはり彼女らがどんどん多くの注目を集めているという証拠でもあったし、だからこそライブはどんなもんかと楽しみにしていたんです。
ライブは当然いい内容で、終わってからKatyに声をかけ、7インチを2枚とTシャツを2枚買い、その一ヵ月後にニューヨークへ行くからそこでまた会えるといいねって話したのかな、たしか。

それからのことは先日のインタビューの中で書いた通り、割と高い頻度で会うことになって、日本で一緒にやることになったり、とか。
2012年のカリフォルニアツアーの時、LAでAliの家に泊めてもらったり。
本当にいい想い出ばかり。


Walking Alone At Night
I Have No Fun
Wild Eyes
I Heard You Say
The End
Death
Lake House
Sixteen Ways
I Believe In Nothing
Never See Me Again
When I'm Gone
Before I Start To Cry
Out For The Sun
Tell The World
All The TIme
No
Telepathic Love

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by soundfreak1978 | 2014-04-01 23:47 | all music i love
The Coathangers - Suck My Shirt
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僕が愛してやまないアトランタのThe Coathangersの3年ぶりのLPはキーボードプレイヤーが抜け、3人になっての録音。
何度かライブを観た事がある人ならきっとわかると思うけど、正直3人で十分。
キーボードの存在感の薄さはすごかった。

The Coathangersの4枚目のアルバムとなるSuck My Shirtはこれまでよりもはるかにライブ感が詰まっている。
それが3人になったせいなのかどうかはわからないけど、とにかくそんな感じがする。
今作に収録されている曲のうち4曲はスプリットシリーズとしてリリースされた4枚の7インチから。
その4曲を軸にいつも通りのガレージやパンクを披露。

去年一緒にツアーをしたGuitar Wolfが彼女らの事を気に入ったようで、そのうち来日なんてこともあるんじゃないかと気が気でない。



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by soundfreak1978 | 2014-03-20 13:22 | all music i love
Hole - Celebrity Skin
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待望の再発は毎度毎度おいしいところをライセンスし、再発しているオランダのMusic On Vinylから。
2011年にPretty On The Insideは再発されていたものの、肝心のセカンドLive Through ThisとこのCelebrity Skinはないままだったので、ライセンスの関係じゃないかと話をしていたところへ再発の知らせ。
ようやく届いたのですが残念ながらカラー盤ではなかったです。

内容については何も書く事ないと思いますが、解散前の最後のアルバムで復活後のアレはなかったことにしたいぐらい。
Celebrity Skinがリリースされた当時僕はちょうど20歳で、某アパレルショップで働いていた頃。
今みたいにレコードばかりを買うってこともなかったので当然のように日本盤のCDしか持っておらず、その後中古でもなかなか見かけることもなくここまで来てしまいました。
僕も若かった事もあってこのアルバムの本当の良さみたいな部分はわからないまま、なんとなくでしか聴いていなかったのですが、アレから15年も経つとそれなりに耳に入ってきた音楽の種類も数も多くなり、また違った観点で聴けるようになるんですね。
それで改めて聴くとメジャーでお金をかけなきゃできなさそうなプロダクションの質の高さみたいな、曖昧だけどお金のかけ方が顕著に出るところに耳がいき、それの良さがわかってきたんじゃないかなぁと。
そういう意味でいいタイミングで再発きましたね。

1曲目はアルバムのタイトルでもあるCelebrity Skinで、これはもう疑いようがないほどの名曲と思うのですが、他にもAwfulだったりMalibuだったりいい曲が。
前作Live Through Thisと明らかに違うのは、テンポの遅い曲ではっきりしてますね。
最早同じバンドかと思ってしまうほど。
これは当時も今も変わらず驚くポイント。



まぁとにかく名盤ってことで。


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by soundfreak1978 | 2014-03-07 20:48 | all music i love
TacocaT - NVM
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2012年のSXSWの時、Hotel Vegasで行われたHardly Artのショウケースで3年ぶりに観たTacocaTのセカンドアルバム。
シアトルのバンドなのでPWRFL Powerことかずくんの友達ということでそれをネタにライブ前にボーカルのEmilyに話しかけてみたんだけど、そこでもうすぐ次のアルバムの録音を始めるってのを聞いたけど、それから待てど暮らせどリリースの気配なし。
Take Me To Your Dealerもレーベルではソールドアウトになったし、これはいいタイミングなのにまだなのかと。
と言ってる間に2014年になってしまったけど、無事リリースされて嬉しいです。



初めて観た2009年のライブやその後出たファーストアルバムの頃に比べるとパンク感が薄くなって、よりポップでキャッチーになったように思う。
それがいいとか悪いじゃなくて、TacocaTらしさをよりよく表してるように感じるってことで。



なんにも変わっていないように思えるけれど、アルバム2曲目に当たるBridge To Hawaiiやひっくり返してB面の1曲目Time Pirateはこれまでの音源ではなかったタイプで、これがとてもフックがあっていいなぁと。
Take Me To Your DealerのF.U. #8とその前の7インチWoman's DayのPartytrap (NVMではParty Trapになってます)も新しく録音されて収録されているのも嬉しい。



SXSWで僕が撮った映像です。
最後2曲がちょうどPartytrapとF.U. #8です。


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by soundfreak1978 | 2014-03-06 00:59 | all music i love
Bleeding Rainbow - Interrupt
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Bleeding Rainbowになってからの2枚目のLPは、前作Yeah Rightよりもさらにストレートに自分たちの気持ちを表現していて、結果新しい感じのシューゲイズサウンドを鳴らしている。
リードトラックとしてPVが公開されているSo You Knowをはじめ、どの曲もキャッチーでフックがあり、中毒性の高い仕上がりに。


ギターのRobが2曲ボーカルをとっているのだけど、そのどちらもFoo Fightersの初期2作を彷彿とさせるグランジーな雰囲気。
そのFoo FightersのDave Grohlがたった20人ほどしかいないヴェニューでBleeding Rainbowをたまたま観てハマったというのは本当にすごいニュースだなぁと。


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こういうのをきっかけにもっとたくさんの人に知られるようになって、来日してくれると嬉しいなぁ。


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by soundfreak1978 | 2014-03-03 01:23 | all music i love
Bye Bye Vivian Girls
先日解散を発表したVivian GirlsのCassieにメールで個人的な彼女たちとの出会いから少しずつファンを増やしていったこと、日本ツアーのことなんかを簡単に聞いてみたので訳して載せて残しておこうと思います。
雑な内容ですが、最後まで読んでもらえたらと思います。


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Joe: まず2008年の夏、君たちのアメリカとカナダのツアーで訪れたトロントで会ったのが最初だよね。ファーストアルバムがIn The Redから再発される前で、よりたくさんの注目を集めている最中だったと思うんだけど、当時それまでよりも多くの人が観に来たり、新しい曲を楽しみにしていたりってことをどんなふうに感じてた?

Cassie: その当時はグレートだと感じていたけど、それでもまあ特に何も変わっていなかったわ。振り返ってみると、わたしたちの人生においてかなりクレイジーだったと思うわ。メディアに注目される前の一年間をDIYなパンクバンドとしてやってきたことやその年のいくつかのツアーを自分たちでブッキングしてきたってことをわかってない人間が観にくるようになったことに少しイライラしていたんじゃないかな。わたしたちはただの"ブログバズ"バンドじゃなかったってことをわかってもらえなかったから。

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J: それから数週間後に僕らはマンハッタンで会って、その半年後にはオースティンのMs. Bea'sで会ったよね。確かその年のSXSWでは一回しか観ていないと思うんだけど、実際のところ何回演奏したの? ちなみに僕が撮ったSo Boredのカバーは未だに僕のチャンネルのビュー数トップなんだけどね。

C: 2009年のSXSWでは、アコースティックでの演奏1回を含む、計18回演奏したと思う。本当にやばかったわ! もう二度と起きないけど。

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J: さらに半年後、日本に来て、京都、名古屋、東京で4つのライブをやったよね。初めての来日で何が一番印象的だった?

C: ショッピングがすごくよかったし、店の装飾の仕方も好きよ。日本でできること、買える物ってのは他のどの場所のよりもクールだわ。それと、大型のCDショップがやってくれたVivian Girlsのディスプレイも嬉しかった。アメリカではわたしたちみたいに小さなバンドにあんなことしてくれるわけないもの。あと、みんな素敵なスタイルを持っているし、人が良くて、礼儀正しかった。

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J: 2010年のSXSWのあと、AliはVivian Girlsを抜け、Best Coastで叩くためにLAに引っ越したね。それからFionaが入って、2011年4月に出た3枚目のアルバムShare The Joyのレコーディング。Everything Goes Wrongと同じくYaccaから日本盤が出て、その年の夏には2度目の来日が。Black Lipsと一緒に回ったツアーは最初の来日に比べてよかったと思う?

C: とても素敵な時間を過ごしたわ。2回目ってことで何がどうってのもわかっていたし、カルチャーショックもなかったからもっとリラックスして楽しむことができたと思うの。ライブ自体は最初のツアーの時とだいたい同じぐらいだったと思うんだけど、日本ではわたしたちに比べてBlack Lipsがすっごく人気があってびっくりしたわ。彼らと日本でハングアウトするのも楽しかった。

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J: 1回目と2回目のツアーの間にさらに多くのファンが増えたと思うんだけど、今、彼らは起こるはずのない3回目のツアーを楽しみにしてたと思うんだよね。これはあくまで僕の意見なんだけど、多くのファンはたぶんAliこそがVivian Girlsのオリジナルメンバーだと思っていると思うし、彼女と一緒にもう一度来るべきだったんじゃないかな。バイバイツアーを日本でしてみない? 冗談半分だけど笑

C: わたしはすごくやりたいと思ってるけど、無理だと思うよ:(

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J: じゃ最後にVivian Girlsのライブへ来たり、レコードや物販を買ってくれて、また来ることを待っていた日本のファンに何か言って欲しいな。

C: みんな本当にありがとう。日本でみんなに会えてよかった! もうVivian Girlsとして日本に行くことはないだろうけど、わたしたちの他のプロジェクトでいつかまた行くと思うわ!

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by soundfreak1978 | 2014-01-28 22:16 | all music i love