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Best Releases & Reissues Of 2013 [New Releases]
こっちは今年リリースされた音源。
あんまり数ないし、だから買ったレコードは大体気に入っているけれど、その中から選ぶと中途半端な枚数になってしまったので10枚だけにしました。

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Veronica Falls - Waiting For Something To Happen LP

僕にとって、もう切り離すことのできないバンドとなってしまったVeronica Fallsの2枚目。
好き過ぎてこのLPはSlumberlandの盤が白のLPを2枚とBella UnionのCD付きLPの計3枚を買ってしまった。
全部レーベル直なので送料高い高い。
でもその辺はもう仕方ないと思っているぐらい好きです。

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Bleeding Rainbow - Yeah Right LP

Reading Rainbowから改名して7インチ3枚連続リリースを経てのフルレングス。
4人になってシューゲイザー風味漂うSonic Youthな感じに化けましたね。
もっと90年代リバイバル来ると思ったんですが、そこまででした。。

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Upset - She's Gone LP

Best CoastのためにLAに引っ越しVivian Girlsを抜けたAliがいろいろあって現在やっているUpsetのデビューアルバム。
ポップパンクやパワーポップを下敷きに彼女の趣味を全開にした曲は、なぜか僕が高校の頃を思い出させる。
青春なんてなかったけど、僕と同じ年代の人にとっては青春を感じさせるんだと思う。

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Bleached - Ride Your Heart LP

いつの間にかヒップな存在になってしまったClavin姉妹。
この前久しぶりにBest Coastを聴いてみたら、Bleachedを好きな理由がわかった。
音の感じがすごく近い。
そりゃ友達だしそんなもんなんだろうけど。
次はどうなるんだろう。

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No Age - An Object LP

結局こうなってしまうけど、本当は友達の音源はこういうところに載せたらダメだと思ってるんですね。
どうしたってフェアな評価はできないし。
でもNo Ageはやってくれたんです。
これは友達であることを抜きにしても素晴らしい実験作であり、彼らのキャリアにおいても重要な1枚になったんじゃないかと。
爆音で聴くかヘッドフォンでじっくり聴くといつまでも新しい発見がある。

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Bosnian Rainbows - Bosnian Rainbows 2LP

説明するのもバカバカしいけれど、At The Drive-In、The Mars VoltaのOmarの新バンド。
ボーカルとキーボードはLe Butcherettesで、ドラムはKuduをやっていて、The Mars Voltaでも叩いていた人。
Sargent House絡みのスーパーグループ的な感じで、音も素晴らしい。
個人的にThe Mars Voltaはファースト以降あまりなじめなかったのだけど、Bosnian Rainbowsはボーカルが女だからってのもあるけど、キャッチーなのにプログレッシブでついつい何度も聴きたくなる。

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Speedy Ortiz - Major Arcana LP

各SNSや海外のブログで話題になっていたけれど、そのせいで手を伸ばせずにいたSpeedy Ortizはもっと早くに聴いていればよかったと後悔。
収録曲のどれもが捻くれていて、「女版Pavement」とか言われるのもわからないでもないけど、Pavementみたいによれているわけではない。
ストレートでないのになぜか至る所にフックがあって何度聴いても飽きない。
来年辺り日本来るんじゃない?

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Throwing Up - Over You LP

Throwing Upも90年代のにおいをプンプンさせまくってるバンドの一つ。
もうこういうバンドは無条件に好きになってしまう。
グランジ期のバンドほどゴリゴリした感じはない分キャッチーで聴き易い。

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Colleen Green - Sock It To Me LP

かわいいColleenのセカンドアルバムは7インチと同じくHardly Artから。
何も変わらない。
かわいい。

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Factory Floor - Factory Floor 2LP

デビュー7インチのB面は好きだったけど、それ以降は違うなと思って買わなかったFactory Floorの満を持してのファーストアルバムはDFAから。
完全に違うバンドになったけれど、聴き出したらハマりました。
ひたすら反復する音がとても心地いい。
女の子はKaitoのボーカルという比較的どうでもいい情報も書いておきます。


ほとんど女がボーカルのバンドばかりですね。
つまりそういうことです。
病気なんですよ、きっと。


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by soundfreak1978 | 2013-12-19 22:19 | best of
Best Releases & Reissues Of 2013 [Reissues]
今年こそは年越す前にということで、少しだけ選びました。
そもそも枚数自体買っていないし、今年は例年に比べて再発盤をよく買ったし、いい再発が多かったのでわけて載せます。
それぞれ10枚ずつ、特に順番はないです。


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Pink And Brown - Every Shade Of Pink And Brown 2LP

このバンドがいなかったら今自分がやっていることの1/3ぐらいは違ったことになってたと思うぐらい。
ギターとドラムの変態デュオPink And Brownの全音源をコンパイルした2枚組。
ジャケットはセカンドアルバムから。
ファーストはCDのみのリリースだったのでこれは本当に嬉しかった。

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The Flaming Lips - Zaireeka 4LP

言わずと知れたThe Flaming Lipsの名盤Zaireekaが4枚組LPボックスになって、レコードストアデイにリリース。
元々CDだけのリリースで、4枚同時に再生することで曲が出来上がるという奇抜なアイデアの元に産まれたアルバムをレコードで。
4枚同時にかけられる環境の人なんているのかどうかも怪しいけれど、僕は1枚1枚録音し、編集しました。
完成した時のなんとも言えないガッカリ感はこのアルバムならではと言えるかも。

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Half Japanese - 1/2 Gentlemen / Not Beasts 4LP

こちらもレコードストアデイでのリリース。
そもそもが3枚組だったこのアルバムは未発表曲を追加した4枚組。
ボックスには缶バッジも入っていました。

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Various - No Alternative 2LP

再発モノを買う理由の一つにオリジナルがCDでしかリリースされていなかったからというのがあって、このコンピもその一つ。
当時シークレットトラックとしてNirvanaのVerse Chorus Verse (Sappy)が収録されているということで話題にもなっていたNo Alaternativeもレコードストアデイでめでたくレコードで再発。
他では聴けない音源が多いので単純に嬉しい。

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Androids Of Mu - Blood Robots LP

なんでこの時期かわからないけれど、再発されたのはよかった。
あと数年前の方がもっと需要もあったであろうポストパンク。
Mississippi Records絡みはいつもいいところを再発してくれてありがたいけれど、もっと流通量増やして欲しいところ。

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Nirvana - In Utero 2013 Mix 2LP

録音をしたSteve Albiniが新たにミックスをし直したIn Uteroの2枚組。
リマスター盤もよかったけれど、こちらは最早別物。
一家に1枚はあるといいと思います。

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Missing Foundation - 1933 LP

中古でなかなか見かけないレコードに関しては再発が本当にありがたい。
Missing FoundationのLPって見かけたことがなかった。
ファーストもいいけど、こっちの方が好みなので載せます。

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Live Skull - Bringing Home The Bait LP

Live Skullも見かけないってのと、カラー盤なので。
少しずつ90年代のブーム来てるし、この辺はおさえておかないと。

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Black Pus - Zero Ultimate Beat Off LP

元Foot VillageのBrianのレーベルDeathbomb ArcからシルクスクリーンプリントジャケットのLPで再発。
僕は行けなかったけど、今年はBlack Pusでの来日もあったし次はLightning Bolt?

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Neo Boys - Sooner Or Later 2LP

Grass WidowもカバーしていたNeo Boysのコンピ。
これもMississippi Records絡み。
さっきからそればっかりだけど、本当にありがたい。

コメントが適当すぎていろいろと残念な感じですが。。


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by soundfreak1978 | 2013-12-19 12:20 | best of
Best 50 Songs 2012
特に順番があるわけではないのですが、なんとなくよく聴いたなって順番で並べてあります。一応1バンド/アーティストに対して1曲という形で。アルバムとしてはベストに挙げられなかったり、7インチや12インチなんかの曲がたくさんあるので、ちょっと雰囲気が違うかもしれないです。

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1. Nu Sensae - Spit Gifting
2. Bleeding Rainbow - Pink Ruff
3. TacocaT - Cat Fancy
4. Throwing Up - Big Love
5. La Sera - It's Over Now

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6. Metz - Get Off
7. Frankie Rose - Know Me
8. Gramme - Girl Talk
9. You Me & Us - Warm & Dry
10. Sister Fucker - A Dog's Life

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11. Mrs. Magician - There Is No God
12. G.Green - Your Horse
13. Summer Twins - I Don't Care
14. Grass Widow - Hang Around
15. Internet Forever - Zbigniew Sings

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16. Beach Day - Beach Day
17. The Megaphonic Thrift - Moonstruck
18. Novella - Don't Believe Ayn Rand
19. Metric - Breathing Underwater
20. Summer Girlfriends - Bad Dreams

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21. Taylor Swift - Stay Stay Stay
22. Carly Rae Jepsen - Call Me Maybe
23. Heavy Cream - Toasted
24. Divorce - Pencils Giant Pencils
25. Holograms - ABC City

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26. Seapony - Be Alone
27. White Lung - Thick Lip
28. The Coathangers - Merry Go Round
29. Veronica Falls - My Heart Beats
30. Deep Time - Clouds

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31. Rolo Tomassi - Old Mystics
32. EMA - Endless Nameless
33. 世界的なバンド - NEW
34. Yohuna - Mateo
35. Habibi - Sweetest Talk

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36. Sika Sika - Gimme Gimme
37. rallinana - anal
38. Night Manager - I Hated School
39. ドロロニカ - Electric Wasanbon
40. NicFit - Creeps

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41. Terrible Truth - Lift Weights
42. Sissy Spacek - Sentences
43. Witch Gardens - Standard Poodle
44. Gun Outfit - Clean Runs The Thread
45. Pins - LUVU4LYF

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46. Scraps - 1982
47. The Guest Bedroom - Magical Thinking
48. Sharon Van Etten - Serpents
49. Zymotics - I Am The Whole Chinese People
50. Meiko - Stuck On You


と、まぁ偏りつつな感じで。Nu SensaeBleeding RainbowTacocaTThrowing Up辺りが2012年にリリースされたというのがとても嬉しいというか、来るべき時が来たような気がして。ただ残念だったのがNight Managerの解散。かなりショックだった。

というわけで今年もまたよろしくお願いします。



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by soundfreak1978 | 2013-01-02 01:19 | best of
Best 20 Albums 2012 [2]
残り10枚。本当はLa Seraが一番でもいいんだけど、そこは友人割引というか、やっぱり友達だときちんとした評価ができていないんじゃないかな、って事で。それじゃNu Sensaeはどうなのかと言われると。。

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10. Grass Widow - Internal Logic LP
アメリカ方面ではかなり人気の出てるサンフランシスコの女性たちGrass Widowの三枚目は自分たちのレーベルから。Kill Rock Starsからの前作からさらにタイトでポップに。自分たちで製作したLPリリースのトレイラーも面白かった。いい加減来日の話があってもよさそうなのに。。




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9. Summer Girlfriends - Shockwaves LP
海のない街シカゴから湖のビーチではしゃぐ5人の女の子Summer Girlfriendsのデビューフルレングス。なんの捻りもないストレートな60年代のポップスと90年代のオルタナへの愛で作り上げられた楽曲はほぼ全部ストライク。惜しくも解散してしまったThe Likeがセカンドで披露したあの感じに近い感じがするからもっと売れるかと思ったんだけど、な。




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8. Dunes - Noctiluca LP
オースティンが生んだ奇跡のバンドFinally PunkとLAの空気を見事体現したMika Mikoのメンバー二人に、これまたHardly ArtからリリースがあるシアトルのTalbot Tagoraのメンバーが加わり、Mexican SummerArt Fag Recordingsから二枚出した後、LA界隈のバンドをメインにリリースするTeenage Teardropsから名曲Tied Togetherをリリース。これでバンドが大きく成長した事がわかってからはアルバムが楽しみで仕方がなかった。そのレコードをLAで買えたというのは、特に何が違うわけでもないけど、少し幸せな事に思えた。ギターを弾きながら歌っているのがFinally PunkStephanieで、ドラムがMika MikoKateなのに全然パンクじゃないのがパンクっぽい。




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7. Summer Twins - Self Titled LP
Ty Segallとの絡みもあってか最近絶好調のBurger Recordsのアイドル姉妹がフロントのSummer Twinsのカセット含め二枚目となるアルバム。Bandcampで聴けた曲も入っていたりで嬉しいのはもちろんだけど、レコードでリリースされた事が何より嬉しい。そこそこ売れているのかセカンドプレスもされていますね。特に夏が好きではない僕が、"Summer"って単語が入ったバンドを二つも選ぶのは違和感あるけれど、こういう音楽は好き。もうBest Coastの出番はないかも。




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6. Colleen Green - Milo Goes To Compton LP
本当はこれを選んじゃいけなかったとは思うのだけど、内容とあまりにも目立たなかった事を考えればアリなのかな、と。以前カセットでリリースされていた同タイトルの音源のレコード化。なので再発と言えば再発。しかし、Colleen Greenを語る上では外せない一枚。それについては過去に僕が行ったインタビューを読んでもらえたら。




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5. White Lung - Sorry LP
今年になって以前に比べるといろんなところでWhite Lungの名前を目にするようになった。ツアーも頻繁に行っているようだったし、次のリリースを待っていたところへこのセカンドアルバムが。前作と同じくDeranged Recordsから。盤は白。アルバム全体で見るとそこまでの変化はないような気がするけど、一曲一曲を聴いていくと、いろいろと変わった事がわかる。でも、一番は前作の11曲24分強より短い10曲19分というコンパクトさ。一応パンクってカテゴライズされるバンドだとは思うんだけど、直球のパンクではないと思うし、だからこんなに好きなんだと思う。ライブが観たいな。




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4. Eternal Summers - Correct Behavior LP
浜松のSone Recordsで初めて買った10インチを聴いた時、いいバンドなんだけど地味だし、そんな大きくなる事もないだろう、と思っていたのだけど、気づいたらリリースされる度に買ってるし、メンバー増えていい方向に行ってるし。ギターとドラムの二人の時に比べるとギターで遊べる部分が増えたせいか、曲の作り方にも変化が。一曲目のMillionsでもそれが伺える。ずっと同じリフを繰り返すだけ。ベースが動く事で表情が変わる。こういうのはデュオではなかなか上手くいかないもの。I Love Youの様に彼女ららしい曲もきちんとあるし、本当にいいバンドになってきてます。




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3. Metz - Self Titled LP
2009年にトロントの地元のブッキングエージェント/レーベルのWe Are Busy Bodiesから三枚続けて7インチをリリースし話題となっていた頃からするとかなり驚きのSub Pop Recordsとの契約。おかげさまでどんどん広がっていく。こういうバンドが大きく取り上げられ始めたということは、来年はもっと大きな波が来るんじゃないかと期待してしまう。




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2. La Sera - Sees The Light LP
きっと書く事なんて本当にないんだろうけど、やっぱりこのアルバムは今年を振り返ると必ず頭をよぎる。もう説明不要なVivian GirlsのベーシストKaty Goodmanのサイドプロジェクト。今年はVivian Girlsとしてのライブは数えるほどしかしてなかったけど、こちらは活発に。ファーストよりもバンドとして音が鳴ってるという印象が強くなった。それとKatyのソングライティングのセンスの素晴らしさを改めて知るのにいい一枚。オースティンで会った時、僕を見つけてすごく嬉しそうに駆け寄ってくる時のKatyの笑顔が忘れられません。




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1. Nu Sensae - Sundowning LP
思わぬ伏兵、というか全く期待も何もなかったバンクーバーのNu SensaeMutatorsBrody McKnight(彼はNu Sensaeの7インチのジャケットの写真を撮ったりもしていた)がギターで加入しトリオに。基本的にデュオで面白かったバンドがメンバーを増やす事でよりよくなるとは思っていないので、さっきのEternal Summersや来年アルバムをリリースするBleeding Rainbowと同じく買うかどうか怪しかったんです。が、三人になったことで楽曲がよりしっかりとし、さらにグランジ色を強め、僕の好みの音になりました。これがあるからカナダから目が離せない。




というわけでそんなにたくさん買ったわけでもない中から、20枚選びました。偏ってるのはいつものこと。今年中に間に合っていればBleeding Rainbowがどこかに入ってました。物は持ってるんですが、リリース日は来年なので。。

年明け時間ありそうなので曲単位でも何か書こうかと思います。
では、よいお年を。


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by soundfreak1978 | 2012-12-31 16:13 | best of
20 records of 2011
完成しないまま年越してしまいました。2011年の年間のベストなんちゃら。特に順位があるわけではないけれどとにかくよく聴いたのはやはりVeronica Fallsのファーストアルバム。その次はYou Me & UsのEPかな。他にもこういうのでトップ10やらベスト10やら書いてるブログ等ありますが、本当に買って物を持ってるかは知りませんが、僕は基本買った物、もらった物しかレビューしません。なのでDLとかで気に入った音源もいくつかあるんですが、それは除外です。僕をよく知ってくれている人なら既知の事とは思いますが。

悩みに悩んだんですが、今年はそこまで枚数買ってないしフォーマットひとまとめにして20枚ぐらいがちょうどいいような気がするのでそれで書こうかと思います。特に聴いた順番で書いてるわけではないですが、Veronica Fallsは間違いなく一番聴きました。

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#1. Veronica Falls - Veronica Falls LP



ほとんど期待してなかった反動か本当に聴き過ぎてて気持ちが悪いと思う程聴いています。歌詞が比較的簡単で、簡単故の裏がありそうな内容でポップなだけで終わらせていないのが面白いところ。決して暗い曲というわけではないのにRoxanneが歌うとどこか暗い印象に聞こえてしまうのは、どこかKurt Cobainのそれを思い出させる。

#2. You Me & Us - Paperweights 7"



今年一番の発見であり出会い。本当に偶然目にした名前。まさかこんなに嵌るとは思ってもみなかったYou Me & Usの(恐らく自主の)6曲入り7インチ。コンパクトにまとめられた楽曲はポップさをより際立たせている様。夏は嫌いだけど何故か夏が恋しくなる。来年は何か起きるはず。


#3. Widowspeak - Widowspeak LP



最初の7インチHarsh Realmを聴いた時から待っていたLPは期待を裏切る事のない内容。Widowspeakを初めて聴いた時、Cat Powerぽいなと感じたのだけど、アルバムはもっとポップで、洗練とは程遠いけれど雰囲気はとてもお洒落。音楽に対してお洒落も何もあったもんじゃないけど。ベースレスなので重さが感じられないのがいいのかも。

#4. Colleen Green - Cujo 12"



インタビューを敢行し、彼女のことをより知る事ができた時、さらに好きになってしまいました。チープなリズムマシンとひたすらシンプルな曲作り。もうすぐリリースのアルバムが楽しみ。

#5. The Coathangers - Larceny & Old Lace LP



気がつけばThe Coathangersもアルバムを三枚もリリースして、いい時期にやってきたんじゃないかな。三曲目Go Awayのためにだけでも買った方がいい一枚。次にライブ観る機会があればその時は声をかけたい。

#6. Puffyshoes - Finally The Weekend CD



このアルバムをリリース前にドラムのNeko Meowsのご懐妊がわかり、レコ発はできなかったものの、各地でいい評判をもらって僕も嬉しい。三種類の特典はどれもよくて、全部揃えておきたいところ。僕のところで入手できたアコースティックバージョンにはNirvanaAbout A Girlのカバーも。

#7. toddle - The Shimmer CD



僕が高校出たぐらいの頃に出会い衝撃を受けたバンドSwarm's Arm小林愛さんが在籍するってだけの理由だったのでずっと聴いたことなかったんですが、今作で遂に! 今まで聴かなかったことを激しく後悔してしまいました。

#8. Dunes - Tied Together 7"



2009年に惜しくも活動休止になってしまったFinally PunkStephanieと、こちらも解散してしまっているMika Mikoの名物ドラマーだったKate Hallが現在やっているバンドDunesの二枚目の7インチ。これまでよりもさらに捻れてポップになってて、アルバムに期待が。

#9. Crazy Band - Fuck You LP



またまたMika Miko絡み。Silver Daggersにもサックスとボーカルで参加し、Teenage Teardropsのオーナーと結婚したJennaがいるストレンジなNo Wave(No Waveがそもそも奇妙か)を聴かせてくれるCrazy BandのデビューLPはその旦那のレーベルから。

#10. Love Inks - E.S.P. LP



詳しくは過去に書いてるので割愛するけれど、本当によく聴いた。チルなウェーブ。

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#11. B-Lines - B-Lines LP



バンクーバーのパンクバンドって本当にいいバンドが多くて、その中でもこのB-Linesは前の7インチが最高で。このアルバムもあっという間に終わってしまうけれど、印象に残るリフとメロディに溢れてます。

#12. Bleached - Carter EP 7"



さらにMika Miko関係で申し訳ない。赤い受話器を持って歌っていたJenniferCold Caveのヤツと別れてLAに戻ってきて、Cold Showersでも弾いている妹のJessieと始めたバンドBleachedの二枚目の7インチ。これに続くSuicide Squeezeからの三枚目も最高。

#13. Vivian Girls - Share The Joy LP



もう知り合ってから3年以上が過ぎて、どんどん人気者になっていくVivian Girlsの三枚目。リリース毎に変化していくサウンドスケープは彼女たちが成長している証拠。これからも見守り続けていきます。

#14. La Sera - La Sera LP



そのVivian GirlsのベーシストKaty Goodmanのソロ。本人に聞いたら「知らない」と言われたけれど、彼女が奏でる音はどこか90年代終わりから00年代にまたがって盛り上がっていたElephant 6Kindercoreから出していたThe Essex Greenあたりを思わせる爽やかだけど少し陰のあるカントリーポップ。次のアルバムももうすぐ?

#15. The Rapture - In The Grace Of Your Love 2LP



多分もうほとんどの人が忘れてしまっていたんじゃないかと思われるThe Raptureの会心の一枚。あのポストパンクサウンドはどこにもないけれど、前作でPail Epworthにいじられ過ぎて失ってしまったライブ感のあるダンスミュージックが戻ってきた!

#16. Gun Outfit - Gun Outfit 12"



最近の映像が見当たらないので少し古いので。レーベルをPost Present MediumからMake A Messに移してのリリース。少しずつわかりやすい音へと変化していっているのだけど、なんでこんなに日が当たらないの??

#17. High Places - Original Colors LP



彼らも出会ってからもう3年。僕がトロントにいた2008年の夏、No AgeAbe Vigodaと一緒にツアーをしていた。バックルームでみんなでThe Misfitsを歌ったり、写真撮ったり。その少し後にリリースされたファーストは素晴らしく、2010年にリリースされたセカンドではそこから次のステップへ行き、二度目の来日も果たし名古屋で再会することができた。その時Maryの体調はあまりよくなさそうだったけれど、ライブはとてもよかった。そこから一年強、またHigh Placesは進化した。ファーストの頃のチルアウト感にセカンドのグルーヴを足し、エクスペリメンタルながらもポップで踊れるサウンドを作り出した。また日本に来て欲しいな。赤福食べさせたい。

#18. Extruders - Pray CDR



2010年で一番の出会い。今まで観る機会を逃し続けていたことを激しく後悔した。ギターとベースが重なる不思議な音像は彼らの練習スペースに秘密があるということを聞いて、その場所にも興味が。2011年は何かが起きるはず。

#19. Night Manager - Pizza Pasta 7"



僕自身の初めてのライブに出てくれた東京のShobuでフロアを転がり叫んでいたもにかは現在ニューヨークに住んでいて、彼女が通う学校のクラスメイトだと教えてもらったのがNight Managerだった。なんとも言えないヘンテコなリフにBest CoastBethanyのようなCaitlinの声(ルックスは彼女の方が数倍イイ)が乗り、Dunesとは少し違うベクトルのWeird Popを奏でている。100本限定のカセットに続くリリースであるこの7インチはトラブルがあったのか、予定よりもかなり遅れてリリースされたけれど、やはりいい内容。

#20 Wax Idols - No Future LP



僕の大好きなThe Splintersのメンバーも参加していた(このLPの収録のうち半分は作曲と演奏で参加しているけれど、現在ライブでのサポートはしていない様子)Wax Idolsのファーストアルバム。正直大して期待していなかったのだけど、予想に反して、というかそこまでThe Splintersの子らが参加してるとは思っていなくて、曲が思いっきりThe Splinters色で。もちろんそうでない曲もよかった。一応Hether Fortuneのソロプロジェクトっぽいのだけど、彼女は綺麗だし、次でどうなるのか気になるところ。



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by soundfreak1978 | 2012-01-03 13:03 | best of
Jan - June of 2011
そんなに買ったわけではないけれど、今年のリリースでよく聴いたレコードやCDを何枚か。

d0059740_1620375.jpg Vivian Girls - Share The Joy LP

今年はSXSWに行けなかったけど、彼女らも出なかった (KatyLa Seraとして出てた) ので寂しいなとは思っていたところへ三枚目のLPのリリース。去年の夏過ぎぐらいにはレコーディングしたよって話をCassieからは聴いていたので、楽しみにしていた一枚。これまでの二枚からグンと成長したことを伺わせる素晴らしいアルバムになった。何かのインタビューで言っていた、「スタジオではライブではできないようなことにも挑戦したかったの」という言葉の通り、ライブでは深くかかっているリバーブが少しだけ薄くなったギターが楽曲をよりポップにし、アレンジ面での成長をはっきりとわかるようにさせていた。それぞれのソロ活動 (特にLa Sera) がとても良い方向に作用し、メロディやコーラスワークにより磨きがかかった。また、前作までにはなかった長尺の曲もあったり、カバーも披露したりでバンド史上最高の一枚となったんじゃないかと思います。


d0059740_1630315.jpg The Coathangers - Larceny & OldLace LP

こちらも個人的にはバンド史上最高傑作。好き過ぎて声かえられないというぐらいには好きなアトランタのThe Coathangersの三枚目のLP。先行で視聴できたHurricaneのPVで少し路線が変わったのかと思わせつつも、やはりアルバムはしっかりポップ。特に三曲目Go Awayは今までで一番ポップなんじゃないかな。去年リリースされていたHard Candy収録のJohnnyも再録。これで日本盤とか出たら来日もいいと思うのだけど、どうなんだろう。


d0059740_1782753.jpg The Act We Act - いってきます CD

自分が名古屋にいてよかったなと思える瞬間を何度も与えてくれるバンドの待望のファーストアルバム。録音、マスタリングがとても良くて、何度も聴けるアルバムができたと思う。日本の音楽にありがちなださいミックスと違って楽器一つ一つがしっかり聞こえてくる。だからかも知れないけれど、とてもポップに聴こえる。やっていることはハードコアに始まりフリージャズの要素を含んだノーウェーブという感じなのに、不思議と棘がない。ないわけではないけど、後からじわじわ来る痛みというか。それでもやはりライブがいい。最近観ていないし、観に行かなきゃ。


d0059740_17161568.jpg Love Inks - E.S.P. LP

もういい加減うんざりしてしまっているChill WaveとかSynth Waveという類の音楽。大体どれも同じに聞こえるからチェックするのも面倒で、その他のジャンルもまとめて聴かない状況が今年初めから続いていて。だから買うのは限られてきてて。もしかしたら好きなバンドもいるかもしれないな、と思いながらも面倒臭さには勝てず。そんな中がんばって聴いてみたら大当たりだったのがLove Inksのアルバム。ジャケットやバンド名だけでは全く買う気にならない程それっぽいのだけど、このバンドはとにかく曲がいい。歌がしっかりしているから記憶に残る。あとどことなくYoung Marble Giantsぽいところもあって、チルできる。ところでチルウェーブってどんな音楽なの?


d0059740_19293431.jpg We Are Enfant Terrible - Explicit Pictures LP

なんていうかホントにそのままCSSと言っても問題ないのだけど、もうちょっとセンスがいいと言うか、ちゃんとお洒落な感じ。アレンジもCSSよりもしっかりしてる。ライブは観たことないからどれぐらいの再現率かはわからないけど、割と期待できそう。
いつぞやにどこかで見かけてからリリースを待ってた期待の大きさにきちんと応えてくれた一枚。


d0059740_1938562.jpg Gun Outfit - Gun Outfit EP 12"

昨年のリリースのPossession Soundでソングライティングの才能を広げた彼らが更に素晴らしい曲を書けるバンドだと証明したEP。初期のような疾走感たっぷりの曲も幅が広がっていて、非の打ち所がない。しかし未だにここ日本での知名度の低さと言ったら...悲しくなる。


d0059740_1947341.jpg AIDS Wolf - An Insane And Abstract Hell: Dedicated To Two Dudes From Rusted Shut 3CASS

Chloeから話だけは聞いていて、いつになったら出るのか、と思ってたらいつの間にやら出ていたAIDS Wolfの2008年から2010年にかけての北米ツアーからのライブとスタジオでのセッション音源。音は激悪。だからこそAIDS Wolfの持つ暴力性がより伝わってくる。僕が全体を録画した2009年のSXSWの様子も収められているメモリアルなリリース。


d0059740_19544294.jpg Gay Beast - To Smithereens LP

ますますどこへ行くのかわからなくなってきたGay Beastの三枚目。前作で覚醒した妙な歌心はさらに加速、アンサンブルもよりアヴァンに。どこか初期Numbersを思わせる這う様なシンセの音とギターのカッティング。僕にとってのSkin Graftのイメージをしっかり具現してる印象のいいアルバム。


d0059740_2012917.jpg Duchess Of Saigon - Self Titled LP

今年はS-S Recordsの当たり年なのか?と思う程いいリリースをしている中の一枚、Duchess Of Saigonの過去の音源のコンパイル盤。しかしブレがないので一貫して脱力しているのにパンク。ジャケットもあっさりしていていい感じ(実物はピンクのシルクスクリーンでした)。


d0059740_2064993.jpg Dreamdate - Melody Walk LP

地味にアナログリリースをずっと待っていたDreamdateの初のレコードでのアルバムリリース。過去作品は数枚の7"以外はCDのみだったので買ってなかったので嬉し過ぎなリリース。アメリカって感じでとてもいい。素朴だけど良い曲満載。


d0059740_20114515.jpg La Sera - La Sera LP

Aliの脱退もあった2010年、CassieKatyはそれぞれのプロジェクトを淡々と進め、どちらも今年に入ってアルバムのリリース。KatyのソロプロジェクトであるLa SeraNever Come Aroundを聴いた時、真っ先に浮かんだのがThe Essex Greenで、期待がとても膨らんだのは今も忘れられないのですが、先日Katyに「The Essex Greenみたいでとてもいいね」って話をしたら「そのバンドは聴いたことがないわ」って言ってました。きっとアメリカ人が心のどこかに持っているルーツのような感じなんだなぁと思いました。


d0059740_20264318.jpg Puffyshoes - Finally The Weekend CD

もう何も書く事はないのだけど、やはりここまでで一番よく聴いてるアルバムの一つで、最高の友達。これからもいろいろ楽しみ。


d0059740_20303477.jpg The Rapture - How Deep Is Your Love? 12"

アルバムのリリースを待ってられないぐらい素晴らしい一曲。これで夏を乗り越えられる(言い過ぎ)なThe Raptureのひっさびさの新曲。9月が待ち遠しい。


d0059740_20324930.jpg Seapony - Go With Me LP

元々こういうバンドがすごく好きというわけではないので、あまり書く事はないのですが、このバンドがとても良いので他の似た様なバンドは聴く気にならないぐらい。そういう感じ。音楽は簡単でいいんだとLove InksSeaponyが改めて教えてくれた。


d0059740_2036327.jpg toddle - The Shimmer CD

今年は珍しくCDを何枚か買っている。それも日本のバンドのCDを。ライブ会場で買うCDR作品は買ってはいるのだけど、大型店でも買えるようなCDって媒体からは本当に遠ざかってしまってて、このtoddleを買うために何年ぶりかにTower Recordsで買い物をしたぐらい。Swarm's Armの小林さんのギターとコーラス(メインボーカルも)がとてもいい。音のバランスもとてもいい。日本のバンドがみんなこういうミックスとマスタリングを覚えたらすごくいいと思うんだけどな。




過去を振り返ってみてもちょっと異色(?)な2011年前半。自分が改めてポップなものが好きなんだと実感しました。


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by soundfreak1978 | 2011-07-24 17:29 | best of
First Annual Report In 2010 (2)
LPの上半期分、こちらは20枚。順不同です。細かいことはその時々で書いてるのでこちらは割愛。名前とジャケだけの掲載にします。



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Dunes - Dunes
Male Bonding - Nothing Hurts
Prurient - The History Of Aids
Liars - Sisterworld

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Rolo Tomassi - Cosmology
Effi Briest - Rhizomes
Gun Outfit - Possession Sound
Broken Water - Whet

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The Like - Release Me
Tinsel Teeth - Trash As The Trophy
Procedure Club - Doomed Forever
Mi Ami - Steal Your Face

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Room 204 - Balloons
Beach Fossils - Beach Fossils
The Splinters - Kick
Eternal Summer - Eternal Summer

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High Places - Vs Mankind
Teenanger - Give Me Pink
Sightings - City Of Straw
Ty Segall - Melted


去年買えてなかったものや、中古であれやこれや発見したのも含めると相当枚数買ったのだけど、今年リリースっていうと案外限られて。でもその中から20枚。いかにも、って感じになってしまいましたが、そんなもんです。



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by soundfreak1978 | 2010-07-15 20:35 | best of
First Annual Report In 2010
今年は去年よりもたくさん買ってますので選ぶのが楽しいです。とりあえずシングル(7", 10", 12")から10枚。順不同ですのであしからず。


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The Babies - All Things Come To Pass
昨年の来日も大いに盛り上がったVivian GirlsのCassieの別プロジェクト、The Babiesのファーストシングル。レーベルはもちろん彼女らが運営するWild WorldVivian Girlsよりももっとポップ。ゆるゆるで最高です。

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Cosmetics - Soft Skin
ヴァンクーヴァーで観たIce Creamのフロント二人、AjaとNickのCold Waveなユニットによる待望の7"リリースは今、正に隆盛を極めるCaptured Tracksから。数年前から完全に路線変更したGlass CandyChromaticsと相性ばっちりながらもどこか疎外感があるのはカナダだから?

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The German Measles - Color Vibration
caUSE co-MOTION!のメンバーらからなるブルックリンのThe FallThe Swell Mapsなんかの流れのポストパンクをポップにさらっと聴かせてくれるThe German MeaslesWild Worldからの7"はB面I Don't Like Your Friendsが素晴らしい。

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Best CoastのBethanyが「最高のバンド」と言っていたのでチェックした瞬間からリリースを待っていたカナダはモントリオールのシューゲイザーデュオNo Joyの、これまた絶好調のMexican Summerからのデビュー7"。憂鬱な夏をさらに憂鬱にしてくれる音の洪水。

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Aias - Aias / Canvis
スペインからもこんな音を出すバンドが出てきました。恐るべしCaptured Tracksってな感じのリリースなんですが、カタルーニャ語で歌うB面がThe Splintersを思い出させるようなポップソングでキュンとなります。

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Weed Diamond - Snowmelt
Abe Vigoda以降(決してVampire Weekendなんて名前は出さない)のトロピカルサウンドを鳴らすバンドの中では一番好きなWeed DiamondAncient Cruxとのスプリットも良かったのですが、この7"のタイトル曲Snowmeltは今年の僕の薄暗い夏のテーマ曲の一つ。

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Dirty Beaches - Golden Desert Sun
なんだかんだカナダからは逃れられないのか。モントリオールって本当にどうなってるのか。一度も行かないまま帰ってきたことを真剣に後悔してます。SuicideCabaret Voltaireの影響下にありそうな、退廃的でいながらカラッとしたループ音の上をけだるく呟くように歌い上げるA面Golden Desert Sunも浮遊感たっぷりのNight Driveも最高な一枚。

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Burning Yellows - Urinal Cakes
選んでて思ったのだけど、買ってる7"のほとんどがCaptured Tracksのだ。そんなに好きだっけなぁと思うところはあるのだけれど、他からのリリースの魅力が足りないだけではないかと。でもやっぱりこういう音は好きだから買っちゃう。

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Best Coast - Obsessive Compulsive Frequency Vol. 2
ヘッドフォンメーカーのEskucheのヘッドフォンを買うとおまけで付いてくるという、ある種嫌がらせのようなリリースだけども、曲が良いし買わないわけにはいかないでしょう。これに収録の二曲ももうすぐリリースのアルバムCrazy For Youには収録ないので、どうしてもって方はなくならないうちに。

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White Lung - Atlanta
ヴァンクーヴァーのシーンを語る上で(僕にとっては)欠かす事のできないバンドWhite Lungの久しぶりのリリース。メンバーチェンジがあって若干ギターの音に変化はあるものの相変わらず良い曲書いてます。こういうバンドってそんなに聴くことなかったのだけど、ヴァンクーヴァーのバンドに出会ってからこの手のパンクが好きになりました。

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結果、とても僕らしいセレクトになった気がします。コンプレックスありすぎて困ります。

他にも候補はあったのですが、LPに収録のあるものはそちらに、ということで除きました。


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by soundfreak1978 | 2010-07-05 22:35 | best of
Best 10 albums of the year 2008
というわけで、年末ですし、残り一週間ちょっとで音源買う予定もないので纏めておきます。
今年はトロントに来たのもあって音源自体はそこまで買ってません。
ほとんどはこっちに来る前のもの。
それでもいいバンドにたくさん出会えたと思っています。
以下順不同で今年の10枚を選びましたので良かったら最後まで読んでみてください。



No Age - Nouns
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去年10月の緊急来日で知り合ってから早一年、その時はまだFatCatからのWeirdo Rippersのみのリリースで、しかもHellaMarnie Sternのキャンセルのための代役というのもあってなかなか厳しい状況でしたが、今はその時とは違います。日本にはまだ伝わり切ってはいないと思うんですが、こちらにいるとよくわかります。SXSW 2008でのショウでもその温度差は歴然でしたし。
その一カ月後ぐらいにリリースされたファーストアルバムであるNounsSub Popから。ライブで観ていたあの曲やこの曲が収録されていて、しかもアルバムとしてのトータル感もばっちりです。さすがに編集盤とは違いますね。音は至ってシンプル。ギターとドラムのみで構成されるそれはライブで聴くのとなんの変わりもなく、全てが上手くパックされています。元々ハードコアをやってきた彼らの現在出す音がこうだってのはとても興味深く、かつ当然の流れとも頷ける内容。
バンド名に全てが集約されている彼らのスタンスはこれからも変わることなく続いていくでしょう。

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Vivian Girls - Self Titled
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SXSW 2008でライブをしていた彼女たちーVivian Girlsーを観なかったことは今年の後悔していることのうちの一つ(これの次のThe Muslimsを観なかったこともそのうちの一つ)。とにかくこの音が今鳴らされていることに大きな意味があるのに。
一般にシューゲイザーとかアノラックと言われるようなサウンドをベースに(というかそのままに)Beach Boysのカバーからもわかるようにサーフガレージな雰囲気も醸し出す三人の女の子。初期にドラムを叩いていたFrankieは現在Crystal Stiltsで叩いています。これっていう特別突出した部分はまだまだ未知数なんですが、完全に取り憑かれています。中毒性高いディストーションギターに微妙なハーモニー。どこかでバランスは取れているんだろうけど、不安定に聞こえるところがまた魅力なのかもしれません。

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The Muslims (The Soft Pack) - Self Titled
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上のVivian Girlsのとこにも書きましたが、本当に後悔しています、彼らを観なかったこと。
現在はThe Soft Packに名前を変えて活動中のThe Muslimsのセルフタイトルのデビューアルバム。LPはジャケに穴が開けられていて、CDが封入されています。CDに三曲ほど余分に入っていて、今年の名曲の一つExtinctionはそちらでしか聴けません。それか口笛が入っている7"バージョンでしかアナログ音源は存在してないので気合い入ってる方は探してみるのもいいと思います。一応レーベルサイトでは廃盤になってますが。
Black Lips辺りと共通項多めな心地よいロックンロールをゆるゆるに聴かせてくれます。

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Screaming Females - What If Someone Is Watching Their T.V.?
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ここに来た当初地元バンドを検索している時にひっかかったScreaming Females。バンド名の通りとにかく女の子が叫ぶ。そしてギターも同時に叫ぶかのように鳴らされる。一聴して普通のロックンロールに聞こえる音もちょっとしたことでこんなにも変わるものなのかと。いや、もちろん彼女らは普通のロックンロールではないと思いますが。

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The Guest Bedroom - Treading Water / Blowing Smoke EP
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今住んでいるトロントベースのバンドでは一番好きなThe Guest BedroomのサードEP。ポストパンクって一言では片付けられないような要素を多く含んだこれからが楽しみなバンドです。Sandiの声がツボですね。キーボードやサックスの使い方がとても上手いなぁと思います。それが彼らのトレードマークの一つかもしれないですが。変拍子も割と多めなのも個人的に好きなところですね。

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AIDS Wolf - Glass Of Cities
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なんの説明もいらないモントリオールのAIDS Wolfの待ちに待ったセカンド。ファーストほどポップな部分はなく、もっとエクスペリメンタルに、そしてハードに。ライブも凄まじく衝撃を受けました。
若干話が逸れますが、トロントで何年か前に活動していたThe Sick Lipstick(一人はThe Creeping Nobodiesで現在活動中。The Guest BedroomのSandiと一緒にDeadweight!というアートグループも)のサウンドに似ているなぁと感じていて、調べたらAIDS WolfのMySpaceでメンバーの一人の名前を発見。影響を受けていたようで、納得しました。カナダはまだまだ面白いバンドがたくさん出てくると思います。

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Land Of Talk - Some Are Lakes
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同じくモントリオールからですが、毛色は違うLand Of TalkSXSW 2008に来てましたが、こっちに来てからでも観られると思って観なかったんです。そしたらなかなか観る機会がなかったり、キャンセルだったりで年明けにようやく観られます。
もうなんか色んな物が僕のツボなんですが、自分の歳を感じますね。いつまで経ってもこういう90年代のオルタナ的な音からは逃れられないようです。もちろんそれだけではないんですが。Broken Social Sceneとツアーをしたことで知名度もあがったんではないかと思いますが、個人的にはBroken Social Sceneよりも断然Land Of Talkです。

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Abe Vigoda - Skeleton
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No AgeMika Mikoの友達、つまりLAのThe Smell周辺のバンドAbe Vigodaの新譜。リリースはもちろんNo AgeのDeanのレーベルPPM (Post Present Medium)から。彼らもベースにあるのはハードコアなのですが、トロピカルなポストパンクを奏でます。何かでVampire Weekendと比較されていた気がするのですが、どう考えてもAbe Vigodaの方が気持ちいいです。まぁ、そもそも別物なんですけども。

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Death Sentence: PANDA! - Insects Awaken
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これはもう今年の、そしてこの先忘れることのできない思い出の一つになりました。Death Sentence" PANDA!のニューアルバムInsects Awakenの日本盤発売と合わせての来日ツアー。それを少しでも一緒に過ごせたことはとても楽しい時間でした。
肝心の音の方も、それまでの作品よりも時間をかけて作られてるのが伝わってくる内容。いくつもの変則編成のバンドが解散、もしくは普通のバンド化していく中で彼らは変わらず進化している数少ないバンド。ギターもベースもキーボードもいないバンドからこんなにカラフルな音が出てくる奇跡。

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Foot Village - Friendship Nation
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最後の一枚はこれまたSXSW 2008で観た、そして上半期のランクにも当然入っていたFoot Village。ドラム4台向かい合わせのライブの光景は未だに頭から離れません。それぐらいインパクトがありました。それは音源ではなかなか伝わりにくいんですが、臨場感はかなり出ていると思います。ドラムだけだからこそ、変態的であっても踊らずにはいられなくなるような曲になるのではないかと思います。

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基本的にはSXSWが全てだったのかもしれない感じのランキングですね。
10バンド中6バンドがオースティンにいたわけですから。
来年もまたそんなバンドに出会えることを期待して3月を待ちたいと思います。

近いうちにベスト30ソングスを書こうかと思いますのでよろしくお願いします。





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by soundfreak1978 | 2008-12-22 18:32 | best of
10 Albums in the first half of 2008
今更な上にトロントに来るためにセーブしていたのと、こちらに来てからはやはりそんなに買えないのもあって、枚数少ないです。
この数年の自分からは想像できない程の少なさ(笑)
先月買ったものは少し遅いので除外するとこんな感じ。
本当は欲しかったけれど買ってないものもあるんだよなぁ。

Foot Village - Friendship Nation (LP)
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Foals - Antidotes (LP+7")
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No Age - Nouns (LP)
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Mahjongg - Kontpab (LP)
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Scout Niblett - This Fool Can Die Now (LP)
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Lykke Li - Youth Novel (LP)
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Holy Fuck - LP (LP)
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Blood Red Shoes - Box Of Secrets (LP)
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Meho Plaza - Self Titled (CD)
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Three Second Kiss - Long Distance (CD)
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by soundfreak1978 | 2008-08-10 12:52 | best of