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100 disks in the 00s: No Age - Get Hurt EP 12" (2007)
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どれか一枚なんて選べないぐらいなんだけど、どれかっていうならやはりUpset The RhythmからリリースのこのGet Hurt EP。大名曲Neck Escapahが収録されているし、ライブでも盛り上がるEverybody's Downも入ってる。ジャケットも印象的。この当時は日本ではほとんど注目されていなかったけれど、アメリカ本国やイギリスを拠点とする5つのレーベルからそれぞれ7"と12"をリリース。それらをコンパイルしてリリースされたのがFat Catから出ていたWeirdo Rippers。

まだ世間がシューゲイザーのリバイバルだの言い出す前、(不本意かもしれないけれど) No Ageは既にそんな音を鳴らしていた。しかもギターとドラムの二人だけで。自分が音楽をやる上でも大きな影響を与えてくれた一枚。





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by soundfreak1978 | 2011-03-29 20:06 | all music i love
Byrds Of Paradise - Teenage Symphonies LP (2011)
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Vivian Girlsが運営するWild WorldScreaming Femalesの三枚目と四枚目のリリースをしているDon GiovanniやイギリスのSleep All Dayから7"をリリースしてきたByrds Of ParadiseのファーストフルレングスTeenage SymphoniesがDon Giovannniからついに出た。最初に出た7"を聴いた時はそこまで印象に残らなかったのだけど、Sleep All DayからのHome And Gardensを聴いた時は激しく興奮しました。Number GirlHusker DuThe Pixiesから影響を受けてああいう音を出していたのと同じ感覚でByrds Of Paradiseも音を出している。ただし、ギターがより一層歪んでますが。

三枚の7"からは一曲も収録なしの全10曲。どこかのレーベルやライターみたいな人が言う様に、本当に90sのオルタナのリバイバルってのがあるならByrds Of Paradiseを無視することはできないんじゃないかと。今年の一枚。

二曲目Touch Tunnelの試聴がこちらでできます。

Byrds Of Paradise MySpace
http://www.myspace.com/byrdsofparadisenyc


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by soundfreak1978 | 2011-03-27 21:35 | all music i love
Puffyshoes - Finally The Weekend
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小さなお風呂場で遊んでいるだけのようなPV(と呼んでいいのかもわからないけれど)を観たのはいつだったか。その時、どんな印象だったのかも覚えていない。よもやこんなことを書くことになるなんて思いもしなかった。多分あれは2009年の初めだったと思う。

"待ちに待った週末にふたりで作ったふたりによるふたりの日記帳のようなアルバム。"
と本人たちが言うように、決して飾ることのない、お風呂場ではしゃぐのと同じぐらいの感覚のまま録音してみただけ(と言うと若干語弊はある)。本当にそれだけ。歌っているのも年頃の女の子らしからぬ、飾り気一切無し、だけどストレートな日常。

Puffyshoesは多分どこにでもいる女の子たち。もしくはどんな女の子の心の中にも必ず存在する妖精の様なもの。ただ、みんな気づいていないだけ。知らないけど。きっとこんな世界観、誰にでもあると思う。

海外のレーベルからのリリースも含めて通算三枚目のアルバムとなるFinally The WeekendはPuffyshoesの二人 ー Neko MeowsとUsagi Hops ー の"日記"のような10曲で構成されている。最初から最後まであっという間に聴き終えてしまう20分間。どの曲も至ってシンプル。キスがしたいだの、彼が欲しいだの、サヨナラした方がいいよねだの夜中のファミレストークを耳馴染みのあるメロディに乗せて歌う。その歌を支えるビートもギターの音もこれまたシンプル。唯一シンプルとは言い難いのは楽曲そのもの。これは何度も聴いてみて、音を拾ってみるとわかることなのだけど、まずチューニングがおかしい。どこにも合わない。そしてとにかくコードを拾っていくと、曲の構成が少しずつ複雑になっているのがわかる。難しいコードは一切弾いていない。そんなところもまた"飾り気"なし。しかし、少しだけ複雑に進んで行くコードはあまりにもポップなメロディに因って曖昧なものとなっているけれど、彼女たちにとってはそれでいいのだと思う。それがまたPuffyshoesのウリだと僕は思うし。簡単そうで、ちょっと難しいけど、実は簡単なことを一所懸命楽しくやる。Puffyshoesってそういうことじゃないかな。

今年はSXSWに行き、いくつかショウをこなし、向こうの観衆にもウェルカムだったその音は、彼女たちもファンであるというカリフォルニアの元気な女の子たちThe Splintersや、惜しくも活動休止中(本人たちがそう言ってるので)Finally Punkに通じる感じ。ライブの雰囲気やどこまでも素人臭い感じも似ている。悪口を言ってるわけではない。まだそんなに多くの人たちがPuffyshoesのライブを観たことがあるわけではないと思うのだけど、音源を聴く前にライブを観て欲しい。その方が本当の魅力が伝わり易い気がするから。個人的な意見だけども。

アルバム収録曲について詳しく書こうと思ったけど、あまり意味がないし、めんどくさいので止めた。

退屈な日常にちょっとだけ刺激を与えてしまった二人の普通の女の子 - Puffyshoesは教えてくれる、音楽は特別なものなんかじゃない、誰にでも奏でられるもの。楽器なんかできなくたって大丈夫。大切なのは気持ちとセンス。それを軽やかに証明してしまった20分間のプレイグラウンド。週末はすぐそこだ。

http://puffyshoes.com/



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by soundfreak1978 | 2011-03-24 20:59 | all music i love
Ustream
今更ながら始めてみました。ラジオ感覚で垂れ流しです。今日は2000年リリースのレコード音源のみを流しています。

http://www.ustream.tv/channel/soundfreak-loves-you-on-ust


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by soundfreak1978 | 2011-03-15 21:05 | all music i love
Vivian Girls - Share The Joy LP (2011)
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2010年のリリースは自身のレーベルWild Worldからの7"のみでそれぞれのプロジェクトでの積極的な活動がメインだったVivian Girlsのまたしてもメンバーが変わっての三枚目。ドラムのAliがBest Coastに正式に加入することになり脱退。代わってドラムを叩いているのは、こちらも活発なリリースを重ねているブルクッリンのデュオCoastingのFiona。これがどう出るのか気になっていたんです。

アルバム冒頭、The Other Girlsのイントロからもう今までのVivian Girlsとは違う印象。何が一番変わったかというとギターの音とボーカルにかかっていた深いリバーブ。My Love Will Follow Youのリリースとその後のSXSWでのパフォーマンスでも少しずつ聴けた変化なのだけど、ちょっとだけクランチがかかった、ほとんどクリーントーンなギターと声の輪郭が聞き取れるぐらいにまで抑えられたリバーブはサウンドを全体的にさらにポップにしているように思います。

このアルバムでコンピにしか収録されていなかったLake HouseとMoped GirlのB面に収録されていて、来日公演でも毎回演奏されていたDeathも収められています。これは喜んでいる人も多いんじゃないかと。ただ、ファーストやセカンドのような音を求めていると若干肩すかしを喰うかも。でもCassieとKatyそれぞれの活動ーThe Babies, La Sera, All Saints Day, Cassie Ramoneーで得た何かが上手い具合に昇華されていて曲そのもののクオリティが上がっているし、変に小綺麗ににまとまっているというわけでもないのでリラックスして聴くといいと思います。今年の一枚です。




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by soundfreak1978 | 2011-03-03 00:47 | all music i love
Purely Evil #02
Purely Evil #02 as a part of Murder Murder Japan Tour 2011

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Murder Murder
from San Francisco (members of Death Sentence: PANDA!, Tussle, Hey Willpower, Total Shutdown)
The Act We Act
Free City Noise
DzzZooO
VVDBLK


2011/03/26
Open/ 18:30
Start/ 19:00
at Reflect Studio www.reflectstudio.jp
Charge/ 1,500yen w/ 1 drink


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Murder Murderは、サンフランシスコベイエリアの無形と混沌の器官である。秩序のないやり方によって、Paul Costuro
(Death Sentence: Panda! / Total Shutdown /
XBXRX)を中心に、Art-Punk-Spuzz-Weirdo-Rock-Free-Jazz-Noiseシーンから、つかみ出された放し飼いのフリークの群れだ。

John Dwyer、Greg Saunier (Deerhoof)、Mochipet、John Weise、Ches Smith、C.
Spencer Yehや、Child Abuse、XBXRX、Burmese、Comets On Fire、T.I.T.S、Sic
Alps、Erase Errata、The Hospitalsのメンバー、筆者自身(Weasel
Walter)などが、今までのところの参加者であります。

実際の音楽については見方による。「フェイクジャズ」と呼ぶ人もいれば「ノイズ」と言う人もいるし、「パフォーマンスアート」として見る人もいれば、「でたらめうんち」と呼ぶ人もいる。まあ何とでも言ってくれたらいい。

Murder Murderは、アンダーグラウンドの向こう見ずのその時次第の進行中の試みであります。

僕が始めて見たのは2003年で、その時は、ドラムセットが2つと3人の電子的に強められたホーンプレイヤーで固められていた。

観客の方も、始まりのアタックに対して戸惑いで固くなっていて、反応的には『何なのこれ?!』、『これって音楽?』、『これ本当のバンドなの?』
YesとNoでございます。メンバーの方も、自分自身、メンバー同士、楽器との戦いみたいな感じで、互いにステージから落とし合いをしようとしているかのようだった。

絶望的な状況でありました。数分後、空は割れて開き、そのぐちゃぐちゃな感じのものが突然高まって行き、その結果、澄んだクリスタルの響きになっていき、僕の首毛は起ってしまった。セットは10分以内で終わってしまいました。ぼろぼろの乱闘のように見えて、結末は奇異な統一。

あなたはあえて聞きますか?

- Weasel Walter
- 訳: Tomo Yasuda (Tussle)


【英語プロフィール】

Murder Murder is a Bay Area-based organ of chaos and entropy led for
close to a decade in a de facto manner by Paul Costuros (Death
Sentence: Panda! / Total Shutdown / XBXRX) and generally featuring a
bevy of unhinged freakazoids culled from the creme of the SF/Oakland
art-punk-spuzz-weirdo-rock-free-jazz-noise scene including myself
(Weasel Walter), John Dwyer, Greg Saunier from Deerhoof, Mochipet,
John Weise, Ches Smith and C. Spencer Yeh, as well as members of Child
Abuse, XBXRX, Burmese, Comets On Fire, T.I.T.S, Sic Alps, Erase Errata
and The Hospitals. The actual music is a matter of perspective: some
might call it "fake jazz", some might tag it "noise", some see it as
"performance art", some might call it "bullshit on a stick", but, call
it whatever you will: Murder Murder is really an ongoing attempt at
gleeful, reckless spontaneity within the underground scene. I first
saw the group in 2003 at a gig in SF, armed with twin drum kits and a
trio of electroinically enhanced horn players. The audience was
stricken with confusion during the initial attack: what is this shit?!
Is this music? Is this a real band? YES/NO. The band members seemed to
be fighting themselves and each other at the same time, struggling
with their instruments and attempting to blow each other off the
stage. It was a desperate situation. After a few minutes, the sky
split open and the mess suddenly escalated into a wall of pure,
crystalline shriek that made the hair on the back of my neck stand up.
The set was over in less than 10 minutes. As much as Murder Murder
seems like a ragged free-for-all, bizarre unity is often the end
result. Do you dare to listen?
-Weasel Walter




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by soundfreak1978 | 2011-03-02 22:13 | live