本当に大好きなバンド。こんなバンドと仲良くなれたことは本当に嬉しいし、大きな出来事、自分の音楽人生において。 彼女らのリリースからどれか一枚なんて選べるわけがないので、ディスコグラフィなこのCasual Gothsを。最初のリリースから目を離すことができなかったFinally Punkは7インチを三枚(うち二枚はLP扱いという暴挙)とライブカセット一本とライブCDRに、このコンプリートディスコグラフィCasual Gothsを残して活動休止。あっという間だった。 Finally Punkの何がそんなにすごかったかと言うと、本人たちには大変失礼な話だけど、誰にでもやれると思わせるぐらい下手だったこと。そんなのおかまいなしに突き進んでこれたのはやはりセンスの良さだと思う。音楽のベースにあるのはわかりやすくLiLiPUTやThe Slitsに代表されるポストパンクとカバーもしているNirvanaあたりの90年代のオルタナの言われた音楽に加え、地元オースティンのThe Prima Donnasのカバーもしているあたりがこういうアメリカのインディバンドっぽい。一応クレジットもしてあるのでわかるとは思うのだけど、曲毎にパートを入れ替えて演奏している。が、ライブで観ると一番ボーカルが多いのがElizabethでドラムは大体Veronicaが叩いている。これは何故かというとElizabethが一番素人臭くて、何をやってもいまいち(笑)。なのでボーカルが多いのかなぁと。で、Veronicaはドラムを叩くのが好き、と言ってるし、そう言ってるだけに一番上手い。絵になる叩き方。で、あとの二人もStephanieはギターが上手でDunesでも弾いてるし、Erinはやはりベースがいい。彼女もMutating Meltdown、Hatchet Wound共にベースを弾いている。 その素人っぽさが良かった、というかあれで上手かったらもっと曲がまとまり過ぎて面白くなかったと思う。真剣に。もちろんそういうメンバーを集めればそういう曲が書けるし、やれることはThe Carrotsで証明されてるわけで。良くも悪くもヘタ。これがFinally PunkをFinally Punkたらしめた最大の理由。と勝手に思ってます。 活動期間が短い中で、僕は二年続けてSXSWで観る機会があってよかったなと思ってます。二回目に会った時にはすっかり仲良くなって、いろいろ手伝わされました(笑) それもいい思い出です。このCasual Gothsもなんだかんだ遅くはなったけれど、(一番仲がよかった)Elizabethに聞いたらErinが持ってるから彼女に聞いてみて、と言われErinにお願いしたところ、わざわざレーベルから送ってもらったのを一度開封し、僕に送ってくれました。もちろん他に入ってたから開けたのだと思いますが。 現在Elizabethはベルリンに移住、ErinはHatchet WoundとCold Girls(はやってるのかな)を、Stephanieは元Mika MikoのKateとDunes、VeronicaはレーベルM'lady'sのスタッフとして働いてます。 上からElizabeth、Veronica、Erin、Stephanieの順でボーカルとってます。 人気ブログランキングへ
by soundfreak1978
| 2011-05-15 05:36
| all music i love
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