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@青山CAY MARCH 6,2004
この日観たライブは今の僕にとって物凄く重要なライブだった。とゆうのもこの日のラインナップはLIGHTNING BOLTMERZBOW,DMBQL?K?OMOODMANそしてにせんねんもんだい
そう、ここで初めてにせんねんの存在を知った。
そもそもチケットにはにせんねんの名前は載ってなくて何も知らず会場に入って目当てのLIGHTNING BOLTを観るためベースアンプの横に陣取って座って開演を待っていた。前日、自分のイベントがあって一睡もせずバスに乗って行ったため相当に疲労していたため座らずにはいられなかった。
何やらざわざわしてきたので立ち上がるとステージに人影が。
ん?女の子???
ってのが最初の印象。自分の予定になかったものだから疑問符でいっぱい。
だけど照明が落ち一音目が出た瞬間恋に堕ちた。彼女たちはすごかった。その一曲目とゆうのはトリの一番始めに収録されているあの曲。もう何がなんだかわからないまま音の塊の行方を全身で追っていた。疲労感なんて忘れるぐらいの衝撃だった。
@青山CAY  MARCH 6,2004_d0059740_22444778.jpgこの時のライブも30分に満たないぐらいの短い(いつも通りの)ライブだった。
最後に、それまで使う事のなかったマイクを通して聴こえてきた言葉、にせんねんもんだいでした、これが僕の音楽の方向、人間関係など大きく変えた。
昨年はにせんねんのライブを観るために何度も東京に足を運んだ。そこで僕がそれまで興味を持つことの無かった日本の若いシーンに触れる機会ができた。先日のあふりらんぽもそう。それがただただ嬉しいことだと思う。正直興味があるとは言っても、その他ほとんどのバンドにはなかなか関心がいかない。揺さぶられないから。でも間違いなく広がった。もっと広げていきたい。
彼女らについてはもっときちんとまとめて書きたいと思う。


本題。
このライブイベントでもう一つエポックが。MERZBOWだ。ずっと興味はあったけれどその音源にはなかなか手が出せなかった。安くはないうえに見つからないとゆうこともあって。全く彼の世界に関する知識無しでライブを観て(聴いて?感じて?)はまった。ノイズとゆうにはあまりにも美しい印象だった。意識がなくなりそうに何度もなった(疲労がピークだった)。低音でカラダが震えていた。ノイズ初体験。なかなか名古屋では観られないのが悔しい。
最後にメインのLIGHTNING BOLT。事前にフロアでやることはわかっていたけどどんな感じになるのかは想像できなかった。
二人の準備が終わり始まった途端人、人、人。
ドラムセットにどんどん押し寄せる。それを見てドラムのBrianが何か言ってたんだけど、英語だし、例の覆面にディストーションマイクだからみんな全然理解できてなかった(笑)
そんなこんなでStop&Goを何度か繰り返しいよいよか?と思ったところでアンプの具合が。
しばし中断。10分程で復旧して再開。そこから最後まで音の渦が人の渦を作っていた。
やばすぎた。
最後は先日惜しくも亡くなってしまったビリーがいたGUITAR WOLFへのトリビュートソングで締めた。
MOODMANがNew Wave〜Post Punkな選曲でプレイしているフロアでドラムのBrianと話をする機会ができたので少し話してTシャツに絵を描いてもらって僕は夜明け前の寒空の下へと歩き出した。
疲労感は全て吹き飛んでいた。
頭の中では音が鳴り続けていた。
by soundfreak1978 | 2005-06-04 22:46 | live
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